現在の進捗状況は?
2006.09.14
こんにちは、事務局の吉澤です
月日が経つのは早いもので、「東京モーターショーブログ」も今月で6ヶ月目に突入。この調子だと『第40回東京モーターショー2007』が開催される、来年の10月27日もアッという間にやってきそうです。
初めての記者発表が行われたのが3月16日。
それから、4月のニューヨーク、続いて7月には、フランクフルト、ロンドンでも記者発表を行いました。
今回は『第40回東京モーターショー2007』開催までの流れを岡室長に語ってもらいます。
こんにちは、岡です。
『第40回東京モーターショー2007』に限らず、東京モーターショーは基本的に2年単位で準備を進めています。
まずは次回のショーのコンセプトについて考えます。これは前回のショーが終わった直後に開始します。
2年後の時代背景や車社会についての予想を立てながら進めていかなければならないので、なかなか難しいんですよ
コンセプトが決まると、テーマやメインビジュアルを作成します。
こちらについては前回のエントリーで詳しくご紹介しているようですね。
通常ですと、メインビジュアルが出来上がるのはショーの約7~8ヶ月前。今回は総合ショーになるということもあって今年の3月に異例の早さで完成させました。
次はレギュレーションの見直しです。メーカーさんが展示する際の規程ですね。毎回、規制緩和したり、あるいは新たな規制を加えたり、細かな見直しをしています。レギュレーションが固まったら、出品申込を開始します。
ですので、ちょうど今は出品の申し込みを受け付けている最中。10月中には受付を締め切ります。
そして12月中には出品面積の大きな出品者の小間割り(出品ブースの面積とレイアウト)を決定します。それから、部品部門など出品面積の比較的小さな出品者の小間割が来年の3月には決まります。
「少し早すぎるのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、2年前から準備するのは私たちだけではありません。出品を計画しているメーカーも同様。出品車両が実際に形になるのは1年くらい前なのでしょうが、東京モーターショーと同様に、そのコンセプトも含めて考えると2年でも足りないくらいだと思います。出品車両に加えて、展示ブースの設計もありますからね。異国での出品となる外国のメーカーではなおさらだと思います。正確な展示面積と場所をお伝えする時期は早ければ早いほどいいんですよ。
これまでのお話でお分かりのとおり、常に前倒しで仕事を進めていかないと、いろいろな方にご迷惑がかかってしまいます。私たちの仕事は、やりがいがある一方でストレスも感じてしまうものなんです
私の役割は、出品者はもとより、来場者や、協力していただけるスポンサーも含めて、『第40回東京モーターショー2007』に関わるすべての方の満足度が向上するように、あらゆる面で総合的に見て、一番ベストな判断を下すことだと思っています。
……ちょっと格好いいことを言ってしまいましたが、本当はスタッフがしっかりしてるから、私は管理やアドバイスをするだけでいいんですけど(笑)。ね、吉澤君!
……あっ はい!
『第40回東京モーターショー2007』開催まで、あと1年ちょっと。ショーに関わるすべての方に満足してもらえるよう、そして岡室長の期待に添えるよう、一生懸命頑張ります!