« ついに、その全貌が明らかに!                 第40回東京モーターショー2007記者発表会開催される!! | メイン | エキサイティングな試乗会を楽しもう!その2 »

エキサイティングな試乗会を楽しもう!その1
2007.10.04


みなさん、こんにちは。
事務局の吉澤です。

今回は、いきなり宣伝です!
国産車のすべてを網羅した唯一の年間本「自動車ガイドブック2007-2008 vol.54(1,200円)」が10月24日(水)に発売されます。
約1,000台のクルマをオールカラーで、しかも各車スペック付きで紹介しています。
この号の巻頭特集は「自動車フェスティバル探訪記」。
イギリスのグッドウッド・フェスティバルオブスピードなど、現地を直接取材し国内外の自動車フェスティバルを取り上げています。
モーターショー会場をはじめ、全国の書店、また通信販売(クロネコヤマトのブックサービスTEL:0120-29-9625)でもご購入できますので、ぜひ一冊どうぞ!

ID72_guidebook.jpg
(自動車ガイドブック2007-2008vol.54の表紙です)

さて、前回のエントリーでもちょっとふれましたが、第40回東京モーターショー2007では、お客様に実際に体験していただける「セーフティドライブ体験試乗会」、「4×4アドベンチャー同乗試乗会」、「クリーンエネルギー車同乗試乗会」そして「商用車同乗試乗会」の4種類の試乗会を開催いたします。

今回と次回のエントリーで、この体験試乗会の情報をお届けしましょう。

まず、最初にご紹介するのが、「セーフティドライブ体験試乗会」。
セーフティドライブというと、安全運転の講習会?と思う方もいるかもしれませんが、ここではちょっと違います。
ここでいうセーフティドライブとは、一般の方々にクルマの安全技術について正しい理解と認識をより深めてもらうことを目的に、クルマに装着されている最先端の安全装置をリアルに体験していただくという催しなのです。

この主要な安全装置としては、ABS・ESC・TCSの3つがあるのですが、簡単に説明しますと、まずABS(アンチロック・ブレーキ・システム)はブレーキをかけた際にタイヤがロックし滑るのを防止する装置のこと。次にESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)は車体の横滑りを防止し安定させる装置のこと。そして、TCS(トランクション・コントロール・システム)、これはアクセルを踏んだときにタイヤが空転するのを防止する装置のこととなります。

そこで、この試乗会の全体の運営にあたる特別企画事務局と企画のサポートをしていただいたJAF(社団法人日本自動車連盟)の担当者にお話を伺いました。

こんにちは、みなさん。

この試乗会で体験していただく3つの装置の内ESCは、ドイツで70%以上のクルマに装着され、アメリカでは20%ほどのクルマが装着しており、今後義務化されるなんて話もあります。
一方、日本では装着率10%ほど。この装置の大半は、メーカーオプションで選択する場合が多く、基本的に装着するかどうかはユーザーに任されているのが現状です。しかし、現在起こっている交通事故の25%は、この装置を装着していたら防げたのではないか、とも言われています。

試乗会ではこれらの装置のオン・オフを切り替えて、同じ条件の中で、それぞれがどのような働きをしているのかを、実際に体験することができるのです。
また、このセーフティドライブ体験試乗会は、今回の東京モーターショーで唯一、参加者が自分でハンドルを握って運転して体験ができる試乗会なんです。運転をするには、免許取得後1年以上経過している方で、過去1年以内に重大な過失による事故や交通違反による免許停止以上の処分を受けていない方で、もちろん試乗前に飲酒をされていない方となります。

そして、この試乗会のために用意された仮設コースには、限られたスペースで安全にクルマの動きを再現するために特殊なマットが導入されました。地面に敷かれた特殊なマットに水や洗剤液がまかれることにより、専門的な数値でいうと0.2~0.3μ程度。わかりやすく言いますと、凍った路面の上に新雪が積もったくらいの滑りやすい路面を再現することができるんです。
びっくりでしょ!?
ちなみに、このマット、普通には手に入らないんです。低速走行とはいえクルマが走るのですから、優れた強度と耐久性が要求されるので、私たちの目的にかなうマットを探し出すのに3ヶ月近くもかかってしまいました。

無題.jpg
(滑りやすいマットの上では、ハンドルを切っても曲がりません。)

このマットのおかげで、スリップするような極限状態のクルマの動きを体験できるんです。それも安全な速度で。さらに、同じ状況で、それぞれのオン・オフを経験し理解する機会って、普通はないですよね。
セーフティドライブ体験試乗会では、その他にもエアバッグ開閉式のシートベルトコンビンサーの体験など試乗券がなくても体験できるものもご用意しています。

この「セーフティドライブ体験試乗会」には、6社から計9台(6車種)が参加します。通常走行では得ることの出来ない貴重な体験をすることができます。
ぜひ、皆さんも体験してみてください!

JAFさんありがとうございました。

さて、次は「4×4アドベンチャー同乗試乗会」について、特別企画事務局から説明してもらいましょう。

「4×4アドベンチャー同乗試乗会」はアドベンチャーと銘打っているだけにコースは、ダイナミックそのものなんですよ。丸太を組み合わせてくねった道を表現したV字モーグル、30度の角度の付いた斜面を走行するキャンバー、2mほどの丘を登りその先にある水深30cmほどの水場を駆け抜けるテーブルトップ/ウォーターゾーン、スラローム、最大傾斜40度クライムヒル/ダウンヒルという5つのセクションを設けています。

いずれも普通のクルマでは、途中で動けなくなったり、斜面を登れなかったり下れなかったりするようなセクションです。四輪駆動車の走行安定性、そして走破性を実感できる貴重な機会になるはず。クルマってこんなこともできるのか、と四輪駆動車に興味を持つこと間違いなしです。

この「4×4アドベンチャー同乗試乗会」には7社が参加し車種の異なる計19台の車が用意されています。担当のドライバーが運転をしながらいろいろな説明をしてくれるかもしれませんよ。もちろん、わからないことや質問があれば聞いてみるといいでしょう。
また、試乗するときは、セクションにコースの表示もあるのでそれをチェックしながら、セクションへの進入角とか、コース取りとか、また、アクセルワークも見てみると参考になって面白いと思います。

どうもありがとうございました。なんかワクワクしてきちゃいますね。

極限状態のクルマの動きを安全に体験できる「セーフティドライブ体験試乗会」、都会で四輪駆動車の魅力を満喫できる「4×4アドベンチャー同乗試乗会」。いや~、どちらもおもしろそうですね。
この注目度の高いイベントに、私吉澤も興味津々です。みなさんも今から要チェックですね。

そうそう、試乗会ではさまざまなメーカーのクルマに乗ることができますが、特別に1社独占日という日が設定されています。
「セーフティドライブ体験試乗会」では、11月1日と2日の2日間がBMWの1社独占日。「4×4アドベンチャー同乗試乗会」では11月1日と2日の2日間がダイムラー・クライスラー日本(ジープ)の独占日となっています。この日はメーカーごとの走りを見比べることはできませんが、じっくりとお目当てのメーカーのクルマに乗ることが出来るでしょう。また、独自の催しが展開される可能性もありますので、これも楽しみですね。

さて、これらの試乗会に参加するには、試乗券が必要となります。
試乗券は南休憩ゾーン西側の配布所で、それぞれの試乗時間の1時間前に配布されます。試乗券がないと試乗はできませんので必ずチェックしてくださいねっ。
また、今回紹介した2つの試乗会は幕張海浜公園が会場となっています。会場へは無料シャトルバスが運行されていますので、スムーズに移動できてラクチンです。

次回は、あと2つの試乗会、「クリーンエネルギー車同乗試乗会」と「商用車同乗試乗会」をご紹介します。
お楽しみに!

コメント

               

2006年4月のブログから読ませていただきました。正直、モーターショーは毎回あまり代わり映えしないな、と感じていました。ですが、ブログを読んでたくさんの人達が支えていると分かり、今までとは違った見方で会場を回ることができそうです。
お弁当やポスター、吊り下げ式の照明なんて…そういえば全然見ていませんでした。展示ブースの段差もメーカーの勝手な演出だと勘違いしていました。
また、世界のモーターショーと比較して、日本は細かい部分までよく考えられていることがよくわかりました。モーターショーはヨーロッパやアメリカが一番だと思っていました。大切なのは規模ではないのですね。

               

「4×4アドベンチャー同乗試乗会」を体験してきました。
日常ではあり得ない走り方を体験できて家族共々大興奮でした。
ぜひ次回も開催してほしいです。
V字モーグルで片輪が浮く様子を車内からも見えるようにカーブミラーをコース両側に設置してもらえると足元でタイヤが空転している状況が分かってさらに良くなると思います。

コメントを投稿

誹謗中傷にあたるコメントについては、掲載を控えさせて頂く場合がございます。予めご了承願います。

Japanese / English
モデレータ紹介
東京モーターショー事務局の吉澤です!10月の第40回東京モーターショー開幕に向け、事務局も準備にフル回転! ブログではフラメンコのような“熱い”情報をお届けしていきます。お楽しみに!
RSS登録
最新の更新情報をお届けします。
登録する
RSS登録とは