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ドイツ人も大注目!
2006.07.27


こんにちは、事務局の吉澤です 

「世界に向けて発信!」でもご紹介したとおり、4月13日は「ニューヨーク国際オートショー」で記者発表を行いました。 
そして今回、フランクフルト、ロンドンとヨーロッパでも記者発表を行ったんです。 
まずは7月13日に行ったフランクフルトでの記者発表の様子をご紹介しましょう。 

フランクフルトは自動車産業が盛んなドイツの中でも、世界5大モーターショーの1つ、「フランクフルト・モーターショー(International Automobile-Ausstellung )」が開催される地ということもあり、新しく生まれ変わる「第40回東京モーターショー 2007」をプロモーションするための、重点地域の1つなんです。 

でも、私は残念ながら同行できませんでした 
そこで今回は、フランクフルト帰りの私の先輩、モーターショー室の堀内に記者発表の様子を語ってもらいます。 

はじめまして、堀内です。 

みなさんご存知のように、ドイツはサッカーワールドカップの開催国でした。 
私たちがドイツに向かったのは決勝から3日後の7月12日。偶然にもサッカー日本代表のサムライブルーにペイントされた飛行機で現地入りしました。 

3日も経つとそろそろ熱も冷めているかなと思いつつフランクフルト市内へ入ると…。 
まだまだワールドカップの興奮は冷めていませんでした! 
ドイツ国旗を掲げて走っている車、まだまだ街のお土産物屋さんで売られているワールドカップのオフィシャルグッズ…。 

「ドイツの人って本当にサッカーが好きなんだなぁ」と感心している私の横で、同行した広報代理店のスタッフが、ドイツ代表のキャップを買って一人悦に入っていました。 

さて、そんな街中を走る車を眺めてみると、やはりドイツ車の多さが際立ちます。メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン…高級車ばかりなんですが、ドイツはいくつもの世界的メーカーのお膝元ですから、よく考えてみれば当然のことだったんです(笑)。 
タクシーだってメルセデス・ベンツですからね  

それともう1つ、日本と違うことがありました。ヨーロッパではディーゼルエンジン車の比率が高いんです
最近のディーゼルエンジンは排気ガスの排出も抑えられ、燃費もいいので、日本でいうところのハイブリッドカーのような感覚で皆さん乗られているようです。 

では日本車はというと、走ってはいるものの意外に目立ちませんでした・・・。 

空港から出て一番に感じたのはドイツの暑さ! 
それもそのはず、今年は例年にない暑さだそうです。加えてこの時期は夜10時頃にやっと暗くなるほどの日の長さ。 

ドイツといえばおいしいビールが有名ですが、今年はよりおいしく楽しめそうです。 
暑さでビールが進み、日の長さで時間の感覚が狂ってしまい、ついついパブにも長居をしてしまいそう(?) 
ビール好きの方はドイツに行ってみてはいかがですか? おいしいビールをおなかいっぱい堪能できますよ。
それにしても、ドイツは日本と時間の進み方が違うような感じがします…。 

余談はこの辺にして、記者発表のお話を始めましょう  

まずは会場として選んだ『Steigenberger Frankfurter Hof』ホテルについて。 

Steigenberger Frankfurter Hof ホテル 

写真を見ていただけると雰囲気が伝わると思いますが、このホテルはフランクフルトを代表する老舗であり、名門でもあるんです。 
ですから様々な記者発表会に利用されているようで、そのための設備やスタッフの方々の対応などとても良いものでしたね。 

当日は全国紙、地方紙、企業誌、専門誌、そしてインターネットと、様々なメディアの記者の方に集まっていただくことができました。  

記者発表会 

「第40回東京モーターショー2007」の概要と方向性を理解してもらうのが第一ですが、ニューヨークの時と比較して時間に余裕があったので、2005年の東京モーターショーの記録映像を上映するなど、より東京モーターショー自体を知ってもらえるようにバージョンアップしました。 

記者発表は非常にスムーズに進行し、記者の方々の意見もおおむね好意的なものでした。
これはあくまでも個人的な意見ですが、我々の代表である中山参与が冒頭のあいさつをドイツ語で行ったことも好意的に受け止めてもらえた要因の1つではないかと思っています。 

中山参与

さらに記者発表の後は、琴の音をBGMに(もちろんCDですが…)お寿司をつまみながらのレセプションへ。 

レセプション 

記者発表の熱気が冷めやらぬ様子で、個別取材の申し出があったり、東京への行き方やホテルの予約についての質問まであったり…。参加されたプレスの方々の「第40回東京モーターショー 2007」への関心の高さを改めて感じました。 

会見実施後、早速、ドイツ国内の有力日刊紙数紙に取り上げられました。 
多くの人たちに東京モーターショーを知ってもらいたいと思い同僚たちと準備を進めてきましたが、こうして結果が目に見えるとやはり充実感がありますね。 

まだまだ話は尽きないのですが、今日はここまで。 
次回にご期待ください!

持ちつ持たれつ
2006.07.20


こんにちは、事務局の吉澤です 
 
今日は7月20日。 
大人になった今ではいつもの木曜日ですが、学生さんは今日が1学期の終業式のところも多いのではないでしょうか。いよいよ待望の夏休みですね。勉強も遊びも思いっきり楽しんで、悔いのない夏休みを過ごしてください。 
大人になって後悔しても遅いですからね  
 
さて、前回のエントリーでは東京モーターショーに飲食売店を出店されている会社の社長さんにお話を伺いました。 
今回はその第2弾!株式会社飴安商店の代表取締役 市川直樹さんにお話を伺います。 
 
株式会社飴安商店 代表取締役 市川直樹さん 

はじめまして、市川です。 
 
東京モーターショーは弊社にとって特別なイベントなんです。実は、私どもの本業は酒と食料品の問屋業。 
そしてスーパーを5店舗、焼鳥屋を2店舗、焼肉屋を1店舗経営しています。 
飲食に携わる仕事ではありますが、イベントで飲食売店を出店したのは、幕張メッセのこけら落としでもあった、第28回東京モーターショーが初めてでした。 
 
経営されているスーパーの店舗写真 
 
それが今では、幕張メッセで行われているイベントに加え、千葉マリンスタジアムにも出店しています。 
ちなみに、今や当たり前になった、選手をモチーフにしたお弁当は弊社が考案したものなんですよ。 
 
選手をモチーフにしたお弁当 
 
東京モーターショーに初めて出店した時は、初めての経験に加えて、幕張メッセのこけら落としも重なっていましたので本当に大変でした。 
私どもは本業が問屋業ということもありまして、他の出店業者と幕張メッセの自動販売機にも商品を供給しているんです。 
 
初年度は、すべてが予想以上、すべてがパンクしてしまいました。 
お店の商品は足りなくなる、自動販売機は売り切れ続出。 
本当にすごかったです。 
 
今は何が起こっても対応できるように、自動販売機への商品補充だけで30〜40人のスタッフを用意しています。 
これでも決して多すぎることはありません。 
というのも、来場者数や天候によって商品の売れ行きが全く変わってくるからなんです。 
 
例えば、自動販売機は雨が降るとよく売れるんです。 
外の売店は使えない、しかも展示ホールのシャッターが半分閉まって会場が蒸してくる。そうなると、自動販売機や会場内の売店での飲料物の売り上げが多くなるんです。 
幕張メッセは風が強いですから、雨だけでなく、風の強弱も商品の売り上げを大きく左右します。 
秋口の海風は意外と冷たいですからね。 
 
イベントの期間中は天候を1時間おきにチェックしています。 
飲料物は日持ちしますが、お弁当はそうはいきません。 
通常、弁当屋への発注は前々日までに行わないといけないのですが、東京モーターショーのときは、無理を言って前日の夕方までに延ばしてもらっています。 
 
それでもお弁当が足りなくなったときは、弊社のスーパーの惣菜部門に急遽作らせることもあるんですよ(笑)。 
 
逆に、スーパーで生鮮食品がたくさん入ったときは、その商品を使ったメニューを加えることもあります。
以前、スーパーで巨峰を大量に仕入れたので、「これで巨峰ジュースを作ろう!」という話になった時のこと。 
思いついたのはいいんですが、誰も作ったことがなかったので、巨峰を皮ごとミキサーに入れてしまい、出来上がったジュースは皮も種も入ったドロドロとしたもの……。 
味は良かったので網でこしてみたら、詰まっちゃって肝心のジュースが出てこない、なんてこともありました(笑)。 
 
 
話は変わりますが、私はよくお客さんに話しかけるんですよ。すると、かなり遠い所からいらっしゃっている方が多いんですよね。 
早起きして何時間もかけて会場に足を運んでくださっているのだから、喜んで帰ってもらいたい。そこで我々にできることは何かということをいつも考えています。 
 
今考えているのはデザート。 
仮設店舗のほとんどは昼食をメインにしたメニュー構成になっています。小腹がすいたときに食べたくなるようなメニューが少ない。オープンテラスで食べているような気分を味わえる、ちょっとオシャレなデザート系のメニューに挑戦してみたいと思っています。 
 

もう1つのお楽しみ
2006.07.13


こんにちは、事務局の吉澤です  
 
先週金曜日は七夕でしたね。 
私の家の近所の商店街も鮮やかな笹飾りで彩られていました。短冊に書かれている子供たちの願いを眺めていると、心が洗われる思いがしますね。 
中には「お父さんとお母さんが仲良くなりますように」という微妙な願いもあってドキッとすることもありましたが、ほとんどがかわいらしいものばかり。通勤途中の心のオアシスとして毎日じっくり眺めていました。 
願いが叶うといいですね  
 
さて、東京モーターショーのオアシスといえばコンパニオン…… ではなく、空腹と渇きを癒してくれる飲食売店。モーターショーには仮設だけでも16店が出店されています。私たち事務局にとっても、忙しい時にさっと行ってさっと買うことのできる、とてもありがたい存在なんです。 
 
今回は例年「明治洋食亭」を出店している、株式会社明治パーラーの代表取締役 川島英男さんにお話を聞いてみたいと思います!  
 
毎回ご好評いただいている飲食売店 

はじめまして。 
川島です。 
 
私たちと東京モーターショーのお付き合いが始まったのは'89年。会場が幕張メッセに移った最初の年からですので、今年でもう17年になります。 
我々はイベントでの飲食店舗の経験はありましたが、東京モーターショーのような大きなイベントに出店するのは初めてでしたから、最初の年は何をやっていいのか全く分かりませんでした。 
 
我々が初めて参加した東京モーターショーは幕張メッセのこけら落としということもあり、予想を超える人数のお客様に利用していただきました。 
昼すぎには売る商品がなくなってしまったほどの盛況ぶりを見せ、できる限りのことはやったつもりだったのですが、準備不足だったと感じたのを覚えています。 
 
釣り銭にも苦労しました。さすがに釣り銭がなくなったということはありませんでしたが、自動販売機のジュースを補充に来た業者に両替を頼んだりして急場をしのいだことも、今となってはいい思い出です。 
 
商品がなくなったり、釣り銭を切らしかけたりしたと言いますと、「さぞかしいい場所に出店したのだろう」と思われるでしょうが、この時の出店場所は飲食コーナーの一番端だったんです。それでこの盛況ぶりですから、この年の来場者数の多さがお分かりいただけるでしょう。 
 
先に述べたとおり、初めて出店した時は飲食コーナーの一番端だったのですが、今は非常にいい場所に出店させてもらっています。他店より多くの出店料を払っているわけではありません。出店を取りやめた業者さんのおかげで、いつの間にか繰り上がっていたんです。 
長く続けているといいこともあるんですよ(笑)。 
 
お店の名前は当初「明治洋食亭」ではなく、「明治スナック&ドリンク」というものでしたが、看板もなかったので、来場された方の中には東京モーターショーの付帯施設と思われた方もいらっしゃったかもしれませんね(笑)。 
 
我々のお店の名前は「明治洋食亭」ですが、1番人気のメニューは残念ながら洋食ではなく、「焼きそば」なんです。 
食べやすいし、量もちょうどいいんでしょうね。 
ただ、一口に「焼きそば」と言っても、実はお店によって結構味が違うものなんです。明治パーラーが厳選して仕入れた焼きそばは、毎年お客様からご好評をいただいております。来年のショーに来場された際はぜひお試しください(笑)。 
 
人気メニューの「焼きそば」。ぜひ一度お試しください 
 
もちろん洋食もたくさんご用意しています。 
去年はパエリアとラーメンを新メニューに加えました。洋食というと、肉料理を中心にいろいろと考えるのですが、最近は輸入肉なども慎重に扱わねばならないご時世なのでなかなか難しいところ…。 
 
どちらのメニューもお客様に喜んでいただけましたので、来年もメニューに加えたいところなんですが、ラーメンはやめさせてもらうことにしました。 
やってみて初めて分かったのですが、ずんどう鍋から放たれる熱たるやすさまじいもの。狭い仮設店舗の厨房は、秋だというのに40度を超えてしまうんです。 
スタッフの健康を考えて中止を決定しました(笑)。 
 
 
最後にちょっと耳よりな情報をお教えします。 
行列のできる飲食店はおいしい、というイメージがありますが仮設店舗は別。ここで行列ができる理由の多くは、商品を出す速さにあるようです。 
特に東京モーターショーのような大勢の人が集まるイベントでは、お客様をお待たせしないようなメニューの用意や、スピーディーな接客をしないといけないんです。 
 
行列に並ばずゆったりとお食事を…という方は、幕張メッセの隣にあるワールドビジネスガーデンの2階に、弊社が経営する「おむらいすカフェ・オーパ」、3階には「葡萄亭」がありますので、こちらでゆっくりとお食事を楽しんでください(笑)。 
 

安全第一!
2006.07.06


こんにちは、事務局の吉澤です  
 
ワールドカップは日本にとって残念な結果に終わってしまいましたね。あのブラジル相手に先取点を挙げた時は、「もしかして…!」と思っていましたが、結果は……  
世界を相手に戦うことの難しさを痛感しました。 
 
それにしても、中田英寿選手の現役引退! 
びっくりしました。 
サッカー選手の選手寿命は短いと言われてはいるものの、まだ29歳という若さで引退するなんて…。 
世界を相手に戦うということは、我々からは想像もつかないプレッシャーだったんでしょう。自分探しの旅に出るということですが、ゆっくり英気を養って、また元気な姿を見せてほしいですね  
 
 
東京モーターショーも、世界一のモーターショーを目指して努力を続けています。 
我々が今、自信を持って世界に誇れること、それは「安全」です。50年以上もの歴史の中で、大きな事故が一度も起こらなかった理由を岡室長に語ってもらいましょう  

 
こんにちは、岡です。 
 
モーターショーの事務局業務というと、展示内容を充実させることと思われがちですが、一番大事なのはお客様に怪我がないように楽しんでもらうこと。 
 
これまで世界各国のモーターショーを視察してきましたが、日本が安全に対して最も気を配っていると感じます。 
 
東京モーターショーは、5大モーターショーの中では会場面積が一番小さいんです。 
その中に世界中のメーカーが集まっているので、当然のことながら一番密集しています。 
その密集した会場にたくさんの人が来場するわけですから、事故が起こる可能性も一番高そうなのですが、大きな事故はこれまでに一度もありません。 
 
安全に大きく貢献しているのがバリアフリー。 
 
展示スペースと通路との間にある段差をなくしているんです。段差がなければ、前が見えないほど混雑していたとしても、段差につまずいてしまうことはありませんからね。 
 
通路の赤じゅうたんを敷く作業中。地道な作業ですが大事なことなんです。  
 
じゅうたんを敷き終えると、段差がなくフラットな会場になります。  
 
ちなみにヨーロッパのショーは段差だらけ。 
会場も通路も広いのに、普通に歩いているだけでつまずいてしまうこともしばしば。 
これも文化の違いでしょうか、自己責任が明確なことの表れでしょう。ちなみにパリでは電車のドアもボタンを押さないと開きません。欧米では、「すべて自分でやりなさい」という考え方が一般的なんでしょうね。 
 
会場のバリアフリー化により、車いす利用者の方に安心して見学してもらえるようになったことも、東京モーターショーが世界に誇れる特徴の1つですね。 
昨年の第39回ショーにおいて実施した「車いす利用者特別見学日」には約330名の車いす利用者の方にご来場いただきました。 
 
我々が安全管理をしているのは、混雑による事故や怪我だけではありません。 
“地震、雷、火事、親父” ではないですが、地震、台風、火事、テロ、雑踏、交通、食中毒なども想定し、気を使っています。 
ちなみに幕張には、東京湾直下型地震以外津波は来ないそうです。 
 
 
今後とも安全には十分気を付けて、東京モーターショーが世界のモーターショーの安全管理の見本になるように頑張っていきたいと思います。 
 

Japanese / English
モデレータ紹介
東京モーターショー事務局の吉澤です!10月の第40回東京モーターショー開幕に向け、事務局も準備にフル回転! ブログではフラメンコのような“熱い”情報をお届けしていきます。お楽しみに!
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