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マグロの解体ショーならぬ…。
2007.11.08


皆さん、こんにちは。事務局の吉澤です。

今日は、ちょっと寒かったですけど天気もよく、多くの皆さんにご来場いただきました。
おかげさまで、昨日は総来場者数が100万人を突破いたしました。皆さんのご来場、心より感謝いたします。

さて、今日の話題はこちらです。
突然ですが、皆さん、マグロの解体ショーを見たことありますか? 最近では、スーパーや回転寿司のお店などでやってますよね。ああいったパフォーマンスには人を惹きつける何かがあります。
実は、この第40回東京モーターショー2007の会場でも、とある解体ショーが、毎日行われているんです。

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(黒山の人だかりとはこのことですね。)

でも、毎日解体されているのはマグロではなく、トラックのオートマチックトランスミッションなんです。

北ホール走行関係部品・団体コーナーにあるアリソンジャパンのブースで行われているこのパフォーマンスについて、ブースの方にお話を伺ってみたころ、トラックにオートマチック車があることをもっと認知してもらうことと、オートマチックの仕組みに興味を持ってもらうために実施していると語っていただきました。

解体ショーは、毎日3回から5回実演しているそうですよ。ショー自体は30分ほどで終了しますが、その後、組み立て作業が残っているので、解体&組み立てを両方見ることも可能です。

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(複雑なパーツがいっぱい詰まっています。)

オートマチックトランスミッションの構造自体、わかりづらいですし、普段あまり見ることはできないですから、皆さんも一度見てみてはいかがでしょうか。


さて、このところ、ブログの内容がクルマ本体から外れてしまっていたので、今日はまたクルマを中心にお話ししましょう。

実は、今回の第40回東京モーターショー2007では、世界初公開となるコンパクトカーたちがいくつも登場しているんです。今回は、ちょっとおしゃれな欧州コンパクト車を紹介しちゃいましょう。


世界初披露となったフォルクスワーゲンの「space up!」。左右のドア、そしてリヤゲート側も観音開きです。そして、4人が乗れる室内は、運転席以外のシートがすべて折り畳むことができて、脱着も可能なんです。リヤシートには、背もたれのサイドサポートを引き出して、座面をひっくり返すとあら不思議!チャイルドシートが出てくるんです。これは、便利かも!

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(ど~んと、開放感たっぷりです!)

アウディからは、「メトロプロジェクト・クワトロ」が世界初登場。3ドアのハッチバックタイプのクルマです。減速~停止時にエンジンを自動で停止するオートマチック・スタート/ストップ機能や、電気モーターも装備していて、モーターで後輪を駆動するんです。まだコンセプトモデルですが、新しいグレードとしてデビューするんじゃないか、と噂されてます。

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(ちょっと怒ったような顔のアウディです。)

そして、世界初ではありませんが、日本初披露のコンパクトなクルマたちもたくさん展示されました。

まずは、ルノーの「カングー・コンパクト・コンセプト」。ルノーのカングーというモデルの3ドア・ショートボディのコンセプトモデルです。フロントウインドウから天井部にかけてガラスになっていて開放感は抜群なんです。この車両の開発には、世界的に有名なローラースケートブランド、ローラーブレード社が関わっていて、リヤのゲートが開くとリヤシートが180度回転。ゲートがさらに下方に開くので、ローラーブレードを履いたままアクセスできるというモデルになっています。

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(ローラーブレード以外にも、アウトドアユースに活用できそう!)

そして、小さなクルマの代名詞のようなミニにも、新しい仲間が増えました。名前は「クラブマン」です。
もう受注を開始しています。通常のミニよりも全長で240mm長いですが、4m以内に収まっています。右側のリヤドアはクラブドアと呼ばれ、フロントドアとの観音開きになり、バッグドアも観音開きとなります

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(壁掛け状態で展示されてる、「クラブマン」。大胆な展示です。)


最後に、今日催された「張会長ユーザーミーティング みんなで語ろう!クルマの夢、楽しさ、素晴らしさ」についてお話ししましょう。

様々な年代、ジャンルの人と話をしてみたい、という日本自動車工業会の張富士夫会長の発案で開催となったシンポジウムです。自動車業界のトップと、一般のユーザーさんが直接話し合うという、初の試みでした。

開演前から会場は満席。立ち見まででるほどの、注目の高さには驚きです。

ユーザー代表として20歳代、30歳代の女性が9名、60歳代、70歳代の男性が6名、そして15名の19~29歳までの男性がステージ上に登場。そして、パネリストとしては赤池学さんをコーディネーターとして、タレントの眞鍋かをりさん、モータージャーナリストの石川真禧照さんを迎えて、このシンポジウムの幕が開きました。

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(とても大勢の皆さんに集まっていただきました!)

参加者の皆さんからは活発な意見が出されました。例えば、「マニュアルミッションの設定車が少ない」「クルマに気楽さがない」「あこがれるようなクルマがない」と様々な意見があがりました。
自動車メーカーにとっては耳の痛い意見もあったようですが、そのすべてに張会長は耳を傾け熱心にメモを取っていらっしゃいましたね。

また、今年70歳となる張会長からは、トヨタに入社したとき、手取りの給料とそのときのクラウンの価格を見比べて、一生クルマには乗れないなと思ったことや、先輩からクルマを借りて、名古屋までコーヒーを飲みにいった話など、若いころの話も披露されたりしていました。

会場内に詰め掛けた皆さんも、○×のうちわでこのミーティングに参加。
最後の質問に「完全自動化するクルマってどう思いますか?」というものがありましたが、これには会場内の意見も真っ二つに分かれてましたね。
他にも、同席した自動車メーカー技術者が、現在開発中の最新の技術の話の説明があったりと、大変勉強になる2時間だったのではないでしょうか!

ライフスタイルパークの会場でもこのユーザーミーティングを生中継。皆さんじっと耳を傾けていましたね。


さぁ、東京モーターショー2007も残り3日となりました。

まだ、行ってないよというあなた!
ぜひ、この週末を利用して、幕張メッセまで来て見ませんかっ!
たのしい時間をすごせますよ!

コメント

               

アリソンさんのデモ、すごくよかったです!
通りすがりのつもりが思わず引き込まれてしまいました!

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モデレータ紹介
東京モーターショー事務局の吉澤です!10月の第40回東京モーターショー開幕に向け、事務局も準備にフル回転! ブログではフラメンコのような“熱い”情報をお届けしていきます。お楽しみに!
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