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家族で楽しむ幕張
2007.01.25


こんにちは、吉澤です

寒い! 今年に入ってからやっと冬らしい気温になってきましたね。
寒さは苦手なのですが、今日はちょっぴりうれしい気分なんです。
それは仕事とはいえ、幕張の名所巡りができるから

今回から2回に分けて幕張の周辺情報をお送りします!
1回目のテーマは「家族」。
東京モーターショーといっしょに家族で楽しめる周辺情報をお届けします

さて、そろそろ出かけましょうか。

東京モーターショーに行くなら電車が便利。
ということでターミナル駅であるJR東京駅にやってきました。
  
歴史を感じさせる素敵な駅舎ですね

幕張メッセの最寄駅である「JR海浜幕張駅」には京葉線で向かいます。
  
改札から乗り場までは距離があるので、小さなお子さまのいらっしゃる方はベビーカーを利用されてもいいかもしれません。

JR東京駅からJR海浜幕張駅までは、普通電車で40分、快速電車で30分ほど。
京葉線はJR東京駅が始発ですから、ちょっと待てば快速電車でも座って行ける可能性があります。
東京ディズニーランドの大きな山や葛西臨海公園の観覧車など、車窓を流れる風景もなかなかのもの。
外の風景を見ていたらアッという間にJR海浜幕張駅に到着です
  

改札を出て、左に行くと5分ほどで幕張メッセ。
今回は周辺情報ですから、ちょっと寄り道 右に行ってみましょう。
駅から出ると目に飛び込んでくるのは、複合アミューズメント施設。
  
シネマコンプレックス(複合映画館)が入っているので、家族みんなで楽しめそうです。シネマコンプレックスは話題の作品がなんと19作品も上映してるんです。ちゃんと行ったことがなかったので、こんなにたくさん上映しているとは知りませんでした。モーターショーの開催期間中毎日来て1作品ずつ観ても大丈夫ですね(笑)

もう少し先に進むと、大型スーパーマーケット。
  
珍しい輸入食材がたくさん取りそろえてあるので、見てるだけでも楽しいです。うちの近所の八百屋では見たこともないような食材があったりして。 見てるだけなのは申し訳ないので、私はワインを1本購入しました(笑)

さてと、そろそろ幕張メッセ方面に向かいましょう。
少しばかり歩くと左側に緑が見えてきます。JR海浜幕張駅の北側から続く広大な公園、幕張海浜公園です。
 
見浜園(写真提供 千葉県企業庁)

この公園はAブロックからGブロックに分かれ、日本庭園や芝生公園などそれぞれが異なる性格を持っています。その中のCブロックには見浜園という日本庭園があります(入園料大人100円、小中高生50円)。ここは山や川、海、林などが表現されている池泉回遊式の庭園で、って私池泉回遊式自体知らないんですけど、字面でなんとなくわかります。日本の伝統文化に接することができるのは間違いないです

大人の方も子供の方も、日本庭園に行く機会というのはなかなかないと思いますので、ここを訪れるのもいいと思います。ゲームセンターと違って何か遊具があるというわけではないですが、都会の喧騒から離れのんびりと散歩するのもいいですよね。東京モーターショーでもこの幕張海浜公園を利用してイベントを行っています。今年の第40回ショーでも、ご家族連れで楽しめるイベントを実施しますので楽しみにしてくださいね


さて、JR海浜幕張駅から幕張メッセまでは徒歩5分ほど。
至るところに案内板が出ているので道に迷うことはないでしょう。
  
もっとも東京モーターショーの期間中は、誘導スタッフの指示通りに進めば確実に到着するんですが(笑)。

東京モーターショーに行く前、帰る途中にも家族で楽しめるスポットはたくさんあります。
周辺の施設を上手に利用して、楽しい1日を過ごしてくださいね!

次回は「カップル」をテーマに幕張メッセ周辺情報をお届けします。お楽しみに!

国内初の試み
2007.01.18


こんにちは、吉澤です。

先日、フラメンコの練習に行ったところ、心なしか体のキレが悪い……。
お風呂上がりに体重を量ったら3キロ増!
正月の食っちゃ寝生活は、しっかりと体に反映されていました
年を取ると、増やすのは簡単なんですが、減らすのは難しいんですよね。
明日からは1駅前で降りて歩いて会社に行くことにします!

ちなみに、私は通勤にJRと地下鉄を使っています。
毎朝毎晩感じるのですが、JRのSuicaって便利ですよね。よく切符をなくしてしまう、おっちょこちょいな私にとっては本当にありがたいです。
今は携帯電話やクレジットカードにも同様のサービスが広がっています。

東京モーターショーにもチケットレスのサービスがあったことをご存じでしょうか?
時代が早すぎたのか、あまり知られていないのですが2001年の『第35回東京モーターショー』のとき、携帯電話を利用したモバイルチケットを導入しているんです。
このモバイルチケットには、前回のエントリーでも登場してもらった株式会社アイ・エム・ジェイの山口さんが関わっています。
では当時の様子を語ってもらいましょう。

こんにちは、山口です。
山口氏

実は、モバイルチケットを手掛けたのは前職でのことなんですよね
少々お話しにくいのですが、今回は特別ということで。

東京モーターショーが導入した、携帯電話を利用したモバイルチケットは、SuicaやNTTドコモなどが導入しているICカードを使用したものとはシステムそのものが違います。
当時は携帯電話用にICカード機能そのものがありませんでしたから、独自のシステムを構築しなくてはならず、非常にハードルが高かったのです。

モバイルチケットのシステムは携帯電話でチケットが買えて、それでゲートを通れるというもの。
チケット購入希望者が携帯電話で申し込みをするとバーコードが配信されます。このバーコードをゲートにあるスキャナーで認識して入場してもらう。
このバーコードはメールで配信するので、転送されないようにするシステムを構築するのが最初のハードル。これはUIDといわれる携帯電話固有のデータを利用して転送を防止しました。
次のハードルは配信されたバーコードを読みとるスキャナー。液晶画面から読み込むことができる専用のスキャナーを開発しました。
そして1回ショー会場を退場したあとで再利用や複数利用ができないように、UIDをリアルタイムで管理しなくてはならないし、これらのデータを離れた全てのゲートで同期させなければならない。すべてのゲートでの入場を同期させるのが予想以上にやっかいで、会期中はつきっきりで死ぬ思いをしながら調整していました

このモバイルチケットは、携帯電話上で決済できるチケットレスシステムとしては国内初の試みだったんです。しかしあまりにシステムが先進的すぎたのでしょうか、この1回で終わってしまいました。
他のイベントに先駆けて導入した理由としては、日本最大のショーである東京モーターショーは、ユーザーに対してより良い環境や、面白いものを提案していく立場にあると考えていたから。常に先進的なことにトライしていこうという姿勢の表れだと思っています。
これからも、皆さんに喜んでいただけるようなものをどんどん仕掛けていきたいですね

山口さん、ありがとうございました
『東京モーターショー』では毎回来場者アンケートを行なっています。このなかに「今回のモーターショーを何で知りましたか?」という項目があります。1位、2位は毎年「新聞の広告を見て」「テレビやラジオのニュースで」なんですが、前回ショー(2005年)では「ウェブサイトを見て」という項目が3位になったんです。
これも山口さんたちが頑張ってくれたおかげ。東京モーターショーブログも、もっともっとおもしろい情報を発信していきたいと思います!

東京モーターショーとインターネット
2007.01.11


こんにちは、吉澤です
皆さん、お正月休みはいかが過ごされましたか?
私は実家の広島で久しぶりにのんびりと過ごすことができました。

さて、今回は『東京モーターショー』のWEBサイト全般を管理・運営している株式会社アイ・エム・ジェイの山口部長にお話を伺います。
実は山口さんは、インターネット黎明期から『東京モーターショー』のWEBサイトを手掛けている大先輩。『東京モーターショー』とインターネットの歴史を現場で体験したメンバーでもあります。
どんな話が飛び出すか楽しみですね。
では山口さん、よろしくお願いします。

はじめまして、山口です

山口氏

私と東京モーターショーとの関わりは古く、今の会社に入る前からお仕事をさせていただいてます。
初めての仕事は『自動車ガイドブック』の表紙のデザイン。それから数年は『自動車ガイドブック』の表紙デザインの他に特集なども手掛けていました。

当時はパソコン通信からインターネットへの移行期でしたが、いち早くネットユーザーのためにWEBサイトを立ち上げました。1996年のことです。
初期のメインコンテンツは「バーチャルモーターショー」。
これは国内すべての四輪メーカーの車両をデータベース化して、皆さんに見てもらおうというもの。
“バーチャル”と銘打ってはいますが、作業はアナログそのもの(笑)
メーカーから送られてきたカタログのデータを手打ちして、写真をスキャンして……。
正直言って大変な作業でした
おかげさまで評判もよかったのですが、WEBサイトのコンセプト自体を東京モーターショーに特化したものにしようということになり、「バーチャルモーターショー」は中止することにして、1997年の『第32回東京モーターショー』以降から現在の形になりました。

現在、私たちが行っている仕事内容は大きく分けて2つ。
1つはWEBサイトの構築、運用。もう1つは会期中のプレスセンターをはじめとした各種ネットワークインフラの整備です。

通常のWEBサイト運営はもちろんですが、東京モーターショー開催前後は目が回るような忙しさ。最も忙しくなるのは東京モーターショー開催2週間前からプレスデー終了までの間。
まずはショー開催の約3週間前から会場調査をして、主催者室にインターネット回線を引くことから仕事は始まります。
一番大変なのはプレスデーの初日です。
報道関係者による取材が開始されると、WEBサイトのアクセス、閲覧数が一気に上がるんです
初日昼から夕方にかけてアジアエリアからの閲覧数が上がり、少し落ち着いてから欧米からの閲覧数が上がってくる。1日で世界中から数百万もの人々がWEBサイトを訪れるので、膨大な閲覧数に対処できるだけのサーバー環境を整備して、安定した状況をキープしなければならない。
なおかつ、万一トラブルが起きたときのために、ほぼ徹夜でシステムを監視しているんです

このような環境整備だけでなく、東京モーターショーの情報をWEBサイトにアップする作業も非常に大切な仕事。
500台前後の車両データの写真とスペックをアップしなければなりません。
でも、事前にメーカーさんからデータをいただけるのが、早くて1週間前、主要なデータが揃うのが3日前なんです……。あとは当日取材、撮影して対応をしています。
なかにはメーカーさんが極秘裏に展示する車両もありますから、ショー直前になってデータが届くということも。
さらに2002年の『第36回東京モーターショー』からは、部品メーカーのデータもアップするようになりましたから、徹夜で作業しても3日はかかってしまいますね

怒濤の前半が終わると、あとは緩やかに作業量が減っていくのですが、東京モーターショーが終了しても私たちの仕事は続きます
出品者が撤収したあとの事務局インフラの撤収、整備作業がありますから、1週間くらいは現場に残って作業をしているんです

山口部長、ありがとうございました。
次回は『東京モーターショー』が日本で初めて導入した、携帯電話を利用した有償チケットサービスについて語っていただきます。
お楽しみに!

新年のご挨拶
2007.01.04


あけましておめでとうございます。吉澤です
前回のエントリーではテンション上げすぎて、新年早々上司に怒られてしまいました……
今年は上司に怒られないように、もとい、東京モーターショーブログでもっともっと楽しい情報を発信して皆様に喜んで頂けるように頑張ります!

今回は新年1発目ということもあり、我々のボス、岡室長が皆様にご挨拶を申し上げたいそうです。それではお願いします。

新年明けましておめでとうございます。年頭にあたり一言今年の抱負を申し上げたいと思います。
昨年はモーターショー休催年と言う事で初めて海外での記者発表を行うなど従来にない新たな取り組みを行う事ができました。

さて、いよいよ2007年は「第40回東京モーターショー」を開催いたしますが、東京モーターショーとしての個性や魅力をさらに磨き上げていきます。そして多くのお客様に新総合ショー、すなわち全てのクルマを一堂に見ることが出来る新しい形態のショーを楽しんでいただきたいと思います。

会場の面積規模は従来と変わらないために、出品者の皆様には我慢をお願いしている状況ですが、「コンパクトな展示で世界最高の情報発信力のある東京モーターショー」のコンセプトで、中身がギッシリ詰まった東京ならではのショーにしたいと考えています。
今回も参加・体験型企画をさらに充実させますが、一人でも多くの方に「クルマファン」になっていただき、クルマが持っている魅力と夢をさらに感じてもらいたいと思います。

進化し続ける本年の第40回東京モーターショーにご期待下さい

岡室長、ありがとうございました。
「第40回東京モーターショー」開催のカウントダウンはもう始まっています。
これから私たちはどんどん忙しくなりますが、皆様に発信できる情報はどんどん増えていきますよ。
本年も東京モーターショーブログをよろしくお願いします!

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モデレータ紹介
東京モーターショー事務局の吉澤です!10月の第40回東京モーターショー開幕に向け、事務局も準備にフル回転! ブログではフラメンコのような“熱い”情報をお届けしていきます。お楽しみに!
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