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バイクにもエコは求められていますね♪
2007.10.31


皆さん、こんにちは。事務局の吉澤です。

朝、10時の開場と同時に、「キャッキャッ」と声が聞こえてきました。
声のする方を見てみると、小さなお客さんがいっぱい。そうなんです、会場には多くの小学生・幼稚園・保育園の児童園児の皆さんが、社会見学で来場しているんです。

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(おともだちの描いた絵を、目を輝かせながら見ています。)
子供たちが、将来運転するクルマは、いったいどんな姿をしているんでしょうか?

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(やはり、園児には働くクルマが大人気。)

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ちょっとお兄さんお姉さんの小学生たちは、社会科見学ということで、いろんな展示ブースを行ったりきたり、資料をもらったりと奔走しています。)

さて、今日は北ホールの商用車ゾーンの隣にある二輪車ゾーンのチェックです。この9月に原付一種、軽二輪、そして、来年の9月には原付二種、小型二輪と、二輪車すべてに新しい排ガス規制が施行されることもあって、各社そろって規制をクリアするモデルをラインナップしています。さらに、地球環境を考えハイブリッド、電気、そして、燃料電池などクリーンエネルギーを利用するコンセプト・バイクも登場しています。

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私の興味を引いたのは、ヤマハの「Tesseract(テッセラクト)」という車両。なんとバイクなのに四輪。それでもバイクと同じように車体を斜めにしてコーナーを曲がっていくようです。車体から伸びるカマキリの腕のようなアームはどういう構造なのか、メカ音痴の私にはさっぱりわかりませんが、動力はエンジンとモーターのハイブリッドで動くということはわかりました。

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ヤマハの「BOBBY(ボビー)」。こちらはリチウムイオンバッテリーを使用した折り畳みができる電動バイクです。携帯電話のFeliCaの機能を使って電源のON/OFFをするようになっていたりして、ユビキタス時代を予感させる1台ですね。

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スズキの「クロスケージ」は、高圧水素燃料を搭載した燃料電池車です。空気中にある酸素を使用して燃料電池で発生したエネルギーで走行するようなので、普通のバイクの燃料タンクがある部分に燃料電池が搭載され、水素タンクはその下側に配置されています。非常にコンパクトにまとまっています。

二輪車ブースでは、多くの車両が実際にまたがったりして体験することができるんです。中には、レースで使われた車両も展示されていて、実際にバイクにまたがっての記念撮影でブースも大盛り上がりです。

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(お子様に人気のあるキャラクターをモチーフにし、鈴鹿8時間耐久ロードレースに出場した車両も展示されています。)

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スズキのブースでは、前・後・横の3方向から自分のライディングフォームをチェックできるライディングシミュレーターも登場していました。自分の手元にあるボタンで画面を指定するとモニターで見ることができるので、自分の走っている姿ってどんな風に見られているのかを知る、チャンスですよ。

二輪車ゾーンや走行関連部品・団体の出展ブースのある北ホール、そしてタイヤ・オーディオ館にもいろんなバイクが展示されていますが、実は乗用車コーナーにもバイクが展示されているのは、皆さんご存知ですか?

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(ここです!)

ここはBMWのブースです。またがったりすることはできませんが、バイクはこんなところにもあるんですよ。

北ホール南側にある特別会議室2階では、献血、骨髄バンクコーナーが設置されています。これは日本赤十字社の協力要請を受けて実施されるもので、毎回多くの来場者の方に協力をいただいているものです。私も献血がてら中をのぞいてみました。とてもきれいな部屋で、皆さんテキパキと仕事をこなしています。12ベッドある静かな採血ルームには大勢の皆様がすでに採血をしていらっしゃいました。私も400mLの献血で、束の間の休息…。あ、決して仕事をさぼっていたわけではありませんよ。

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(毎回多くの方に献血をいただいています。ありがとうございます!)
また、こちらでは骨髄バンクのドナー登録も受け付けておりますので、皆さんぜひともご協力をお願いいたします。

さぁ、明日から11月。
以前のエントリーでもご紹介したように、さまざまな催しが開催されるライフスタイルパークが西休憩ゾーンでスタートします。

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車体展示からライフスタイルパークへ、西休憩ゾーンは展示替えの準備が着々と進んでいます。)

ライフスタイルパークでは明日からイベントが盛りだくさんに行われていきます。オフロードバイクによる大迫力のデモンストレーションや、ダンスと縄跳びのコラボレーション「ダブルダッチ」など必見です!明日と3日(土)の2日間だけ千葉県警音楽隊の演奏も行われますよ! どれもこれも見逃せませんね!

ライフスタイルパークについては、明日からも、写真と一緒にご紹介しまぁ~す。

じゃぁ、今日はこれにて。

働くクルマも楽しいですね
2007.10.30


皆さん、こんにちは。事務局の吉澤です。

会期前からずうっと気になっているところがあります。2階中央モールの東ホール前に並べられたアレ・・・

そう、『グランツーリスモ 5 プロローグ』:次世代カーライフ体感アリーナです。

レーシングゲームで大人気を誇るグランツーリスモの最新バージョンが展示されているのです。子供だけでなく大人も思わずはまってしまうほど緻密に作られたグラフィックや本物と遜色ないと思えるほどクルマの挙動が再現されているクオリティの高さなのです!!
最新版であるグランツーリスモ5プロローグは、これまで以上にリアルにできていて、もうゲームというよりは運転シミュレーターといったほうがいいぐらいの素晴らしさなのです。

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(まるでTVのレース中継画面を見ているよう。その画面を見ているだけでも興奮しちゃいます!

何度も通るたびに横目でチェックはしているんですけどね。事務局の人間があれをやるわけには行かないですしねぇ。上司の目を盗んで・・・、とここで書いたらバレバレですね。

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(東京モーターショー限定バージョンで体験できるのはこのショーで初登場した車両など26車種です。)

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(14台の体験デモ機がありますが、やはり順番待ちの行列ができています。ピークは12時から15時過ぎ。狙い目は平日、それと早朝&夕方ですかね。)

ちなみに、この第40回東京モーターショー2007の開催に合わせて「グランツーリスモ5プロローグ無料体験版」を11月11日(日)まで期間限定でダウンロードができるようになっているようで、ダウンロードにはネットワークに接続された「プレイステーション 3」が必要ですのでご注意くださいね。


では、今日は商用車ゾーンをチェックしましょう。このゾーンで今回最も気になったのは1台のバスです。

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(これです。「日野セレガ・プレミアム」普通の大型バスに見えますが、中を見るとびっくりです。)

“ファーストクラス大型観光バス”とうたっていることからもわかるように、そのキャビンは1列2席の本革シートを使用した全10席、乗車定員12名という、そうとうゆったりとした作りとなっています。各席に備え付けられた大型パーソナルモニターや、広い化粧室など、ほんとに旅客機のファーストクラスというイメージそのままですね。旅をするならこんなクルマに乗っていきたい、と思いますね。

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(独立した2座のシートは、すわり心地のよい本革シート。これからはこういう観光バスの登場で、今までになかったバスの旅のスタイルが生まれるかもしれませんね。)


また、三菱ふそうから「CANTER ECO-D」というコンセプトモデルが登場しています。“静かなダンプ”を目指して開発された小型ダンプで、荷台のベッセルとコクピット部分を昇降するのに電気モーターの動力を使用することで、市街地などでの騒音に配慮したモデルなんです。

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(騒音や振動の低減、さらに排出ガスの削減に努めているモデルで、環境に優しいダンプカーです。)

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(ボルボのトラックの顔部分だけが張り付いているブース。商用車ゾーンにはこんな楽しい仕掛けも。でも、乗れませんのでご注意ください。

乗用車ゾーンにも働くクルマが登場しています。
私が気になった3台はいずれも荷台をユニット交換できるタイプです。

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ダイハツの「MUD MASTER-C」は、細い山岳路などへの移動や運搬が可能な四輪駆動軽自動車。展示車両はマウンテンバイクサポートモデルという提案になってます。

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スズキの「X-HEAD」はキャンピングカーや救難&救助車など荷台ユニットを組み合わせることでいろんな用途に対応ができます。バイク収納用レールや大きく開閉するマルチボックス内蔵のサイドパネルを装備した荷台が展示車両には装着されていました。

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5ナンバーサイズに収まるボディの日産の「NV200」も、変り種のクルマです。後部収納スペースが引き出しみたいに引き出せて、中にできた空間を、別の用途で使うことができるクルマ。今回の展示車両は、海中を撮影する写真家のためのクルマという仕様になってます。

こんなクルマが発売されたら、仕事やレジャーなど、使い方にとらわれず、よりアクティブにクルマを楽しめるんじゃないかなぁなんて思ったりしちゃいました。


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今日は、クリーンエネルギー車同乗試乗会も見てきました。
しかし、なんと静かな試乗会でしょう。水素エンジン車はちょっと音がしていますが、電気自動車は音がしませんからね。会場にいると、走行するときにでるタイヤノイズしか聞こえないほどです。

試乗された方にお話を聞いてみると「電気自動車に乗ったんですが、運転したメーカーの方が自慢するのもわかるくらい、ほんとに静かでした。」とおっしゃってました。

約500mほどの走行ですが、ハイブリッド車、燃料電池車、水素自動車、電気自動車など、メーカー自慢の技術がつぎ込まれた次世代の車両が、ガソリンエンジン車にそん色ない走りを見せてくれます。ぜひ、体験してみてくださいね。

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(試乗するには試乗券が必要です!試乗券は南休憩ゾーン西側の配布所で、試乗会開始の1時間前に配布していますので、忘れずに!

では、今日のところはこれにて終了。
また明日も会場をまわっていろんなチェックをしてきますので、皆さんお楽しみに!

やっぱりスーパーカーにはあこがれますねぇ
2007.10.29


皆さん、こんにちは。事務局の吉澤です。


(今日は明日まで屋外展示されているはしご車からの景色を紹介します。地上30mからですと幕張メッセの向こうにある海も見渡せます。明日で車体メーカーの屋外展示は終了するので、このはしご車に試乗できるのもあと1日だけ!)

今日29日(月)は、TOKYO FMの移動スタジオ車「TOKYO FMサテライトバス」が会場に到着しました。

FMラジオの公開放送は11月3日(土)までの予定で、坂上みきさんがパーソナリティを務める「ENTERMAX」(毎週月~木曜・14時~17時)や、「よんぱち」(毎週金曜・13時~16時)などがここからオンエアされます。第40回東京モーターショー2007の見どころや楽しみ方をライブで紹介してくれますよ。


(「TOKYO FMサテライトバス」はやすらぎのモールに登場、放送の模様も見られます。今日はゲストにトータス松本さんがいらっしゃいました。これからもいろんなゲストが来るそうですよ。こちらもお楽しみに。)


また、今日はオリンピック金メダリストの荻原健司参議院議員が来場。ウインタースポーツ出身だけあってスキー場へ直行にも便利なSUV車に興味があるとのこと、精力的に会場を回っていました。


では、今日も会場内の様子を紹介していきましょう。

スーパーカー・ブーム世代には涙が出ちゃうというあのメーカー、フェラーリです。イタリアのスポーツカーにしてスーパーカー・メーカー。その最新の1台がこの第40回東京モーターショー2007に登場です。


フェラーリは「フェラーリ430スクーデリア」。スクーデリアとはチームと言う意味ですが、フェラーリでチームと言えばF1チームのことを指しているんです。F1チームという名のついた、まさにスーパー・スポーツカーです。ちなみに最高出力510馬力。お値段はまだ決まっていないそうです。

このフェラーリブースでは、今紹介した1台以外にも展示があります。間近では見れますが、残念ながら乗ってみることはできません。

でもね、よ~く会場を見渡してみてください。 憧れのフェラーリに乗れる(座れる)ブースが1箇所だけありますよ。


(会場広しと言えど、実はここだけなんですよ。フェラーリに乗れるのは。)

先ほど紹介した「フェラーリ430スクーデリア」ではないですが、フェラーリの新車、「フェラーリ 612 スカリエッティ エンハンスト」です。

さてこのブース、どこかおわかりですか? オーディオで有名なボーズのブースです。ボーズが独自に開発したヘッドユニットは国内で初お披露目され、フェラーリに搭載されているわけです。指を近づけると、画面にメニューが現れるなど、その音のよさはもちろん、このユニットのヒューマン・インターフェースを体験する機会として体験デモができるわけですね。ただし、やはりフェラーリですからね、この体験ができるのは、1日70~80名前後です。1日3回、体験デモの予約券が配布されるそうですが、午後の予約券はすぐになくなってしまうそうで、午前中が狙い目ですよ。


さて、今日から「第5回 全日本 学生フォーミュラ大会参加車両・デモ走行」がスタートしました。


(デモ走行とはいえ、学生たちの真剣な走行です。)

学生が自ら構想・設計・製作したオリジナルのフォーミュラカーです。さすがにエンジンはメーカー製のものを使用するのですが、規定排気量以内ならどこのメーカーのどんな形式のものを使用してもかまわない、となっています。

学生たちのオリジナルカーは、加速などの走行性能をはじめ、コストからデザイン(設計)、そしてプレゼンテーションも審査の対象となります。

2つの大学の学生たちの、この車両制作から「第5回全日本学生フォ-ミュラ大会」への道のりを追ったドキュメンタリー「クルマづくりへの挑戦~第5回全日本学生フォーミュラ大会物語」がミニシアターで上映されていますので、こちらを見てからデモ走行を見ると、もっと楽しめると思いますよ。


(ミニシアターで上映する、ものづくりに挑戦する学生たちのひとコマです。いいですねぇ。)

この学生たちのデモ走行だけでなく会場内にはフォーミュラカーを展示したブースもあります。ブースには参戦した学生の皆さんが常駐していますので、直接話を聞くこともできますよ。


(このブースは2階中央モール。第5回全日本学生フォーミュラ大会の上位3校の車両が展示されてますよ。フレームから作っているフォーミュラカーだけに、各大学の考え方の違いを見るだけでも面白いです。)

このデモ走行は29日(月)から11月2日(金)まで、中央休憩ゾーンで行われます。


今日は皆さんが見られないものをひとつ紹介しようと思います。

それは、閉場した後の会場内でのひとコマです。閉場後の会場では、クルマや舞台の掃除をする人など、さまざまなメンテナンスをする方がやってきます。

私が今晩見かけたのは海外メーカーのブースを担当された花屋さんでした。


(単に花を入れ替えるというのではなく、花瓶に挿した植物の高さを揃えたり、細かな調整をしていました。)

詳しくお話を聞いてみると、それはそれは大変だったそうです。準備は本国にいるブースのデザイナーさんとやり取りをしたそうなのですが、日本で調達できる花と植栽を提案することから始まり、デザイナーさんの指示に合わせた植物の高さや並べ方、使用する花器や花瓶、その中にいれるビーズの色やサイズまで、注文は多岐にわたったそうです。そして、苦労した甲斐もあって、開幕前に来日したデザイナーさんからは、満面の笑みで「合格」をもらったそうです。

この花屋さんは、会期中3日に一回会場に足を運んで、夜遅くまで作業をして、花や植物を入れ替えて行くそうです。

皆さんも、クルマはもちろん、きれいな植栽や他のものも見てみてはいかがでしょうか? いろんな裏方さんの努力によって見どころ満載の会場が維持されていることがわかりますよ。

今日は気温も高かったですが、予報では明日から少し冷え込むようですね。皆さん体調管理には気をつけてくださいね。ではまた明日!

デザインがとんがっているコンセプトカーって情熱的!?
2007.10.28


皆さん、こんにちは。事務局の吉澤です。

昨日は雨でしたが、その台風も無事に通り過ぎて、事務局としてもホッと胸をなでおろしています。ここ幕張周辺は、台風一過のいい天気に恵まれました。第40回東京モーターショー2007に、ぜひ皆さん、お誘い合わせの上ご来場くださ~~い!!


(いい天気ですね~。)

チーム・マイナス6%の進めている「1人、1日、1kg CO2削減」応援キャンペーンのチャレンジ宣言カードってご存知ですか?

以前にもお知らせしたとおり、温暖化防止のためCO2削減を実践します、という宣言をするものです。

このキャンペーンに賛同している第40回東京モーターショー2007では、2階中央モールのJAMA情報発信&インフォメーションブースでこの宣言カードの登録&発行ができます。

さらに、宣言カードを掲示すると東京モーターショーオフィシャルグッズが5%割引で購入できるようになります。この機会に地球温暖化を少しでも防げるようにがんばって自分のできるところからやっていきましょう。


(「1人、1日、1kgCO2削減」応援キャンペーンのチャレンジ宣言カードが発行できます。まだ宣言していない人、ぜひこの機会に宣言しちゃってください。)


また、このJAMAブースでは、エコドライブに関するパネル展示や「エコドライブ10のすすめ」、「主婦の節約術・エコドライブ」といった映像が見られます。エコに関する様々な情報も紹介しておりますので、ぜひお立ち寄りください。




会場にはパプアニューギニアのマイケル・ライモ教育大臣が、環境面での新技術に興味があるということで来場されていました。ライモ大臣は日本の大学に留学経験があり、親日的な方だそうです。世界各地で環境に優しいクルマが走り出すといいですね。


朝からお子さま連れの方が大勢見えられていますねぇ。さすがに日曜日だなぁ、と実感できます。ですので今日はお子さまも楽しめる情報をアップしたいと思います。

キッズパークは、北ホール2階にあります。ここには、千葉市内の幼稚園児が描いた夢のクルマ3,500点がずらりと並び、乳児&幼児サービスセンター、プレイルームも完備です。

スロットカー・サーキット、そして大人も注目のトミカ・チョロQコーナーもここにあります。

スロットカー・サーキットは、溝のついた専用コースで1/32スケールモデルのマシンを走らせるもので、アクセルコントロールだけでそのスピードを競います。今回登場したコースは一度に最大4台が走行可能。このコースは、スピードを出し過ぎるとコースアウトしてしまいますからね。なかなか難しそうですよ。


(ちなみにスロットカーの参加対象は小学生以下、私のような大きなおともだちは参加できません。

そして、トミカ・チョロQコーナーは、トミカの巨大なジオラマや赤外線でコントロールできるチョロQ、「Qステア」のプレイコーナーもあります。ジオラマをじっくり見学するのもいいですし、Qステアを体験したり、また、歴代のトミカが並んでいる「トミカ ミュージアム」もあるのでそれを鑑賞してもいいですね。今回も「東京モーターショー開催記念トミカ」が13種類、「東京モーターショー開催記念Qステア」は8種類登場しています。


(歴代のトミカを見て回れる「トミカ ミュージアム」。やはり大人の方にも人気ですね。)


(トミカとプラレールでできた巨大ジオラマ。凝った作りですねぇ。)


(開催記念トミカ&Qステアは、トミカ・チョロQコーナーだけで販売していますから、買い逃しのないようにご注意ください!)


では、今日も展示車両を紹介してみたいと思います。今回はちょっととんがっているデザインのクルマを見つけてきましたので、それを紹介したいと思います。私が一番びっくりしたのが、これです。


(マツダ「マツダ大気(たいき)」というコンセプトカーです。)

ドアを閉じればどっちが前か間違えてしまうほどの外観のデザインもさることながら、中のインテリアは、なんと運転席側が黒、助手席側が白という奇抜なものです。ちなみにこの「マツダ大気」は横浜のデザインセンターによって作られたものということです。

こんなクルマが実際に町を走る時代が来るんでしょうか? もちろん、これをそのまま売り出すというわけではないんでしょうけど・・・。楽しみですね!

もうひとつご紹介するのはコレ。大蛇と書いて「おろち」と読みます。


(光岡自動車の「大蛇・兜(おろち・かぶと)です。」

知っている、という方も多いかもしれません。そのルーツは2001年、そして2003年の東京モーターショーでもコンセプトカーとして出品され、昨年10月に発売されていますからね。でもその「大蛇」とはちょっと違います。さらに甲冑をモチーフにしたパーツ、つまり「兜」を装着したもので、さらにすごみが増してますね。

もうひとつ、すごいコンセプトカーが登場していました。
コレです!

(コンビのベビーカー、「スルーラー(ショー特別モデル)」のコンセプトカーです。)

すごいでしょ? もし僕に子供ができたら(その前に結婚が先ですが)真っ先に乗せてみたいクルマ(!?)です。
未来的なシェード、他のベビーカーにはないハンドル形状、リアタイヤのフェンダーの最後部にはちゃんと尾灯もついていて、私的にはクリーンヒットです。ただし、まだ、コンセプトカーなんです。ぜひ発売して欲しいなぁ、と思っています。

今日はこの辺で。明日もよろしくお願いします。ではでは!!

こんなに大勢の人が!! やっぱり初日はすごい
2007.10.27


皆さん、こんにちは。事務局の吉澤です。

今日は一般公開の初日、そして初めて迎える週末でしたが、関東地方には台風が接近しているという情報が・・・。 夕方からは本格的に雨、風がひどくなりました。


(開場前のゲートは長蛇の列!)

しかしそんな中、会場内は大盛り上がりで、さすがは東京モーターショー、という感じですね。アジア諸国だけでなく欧米からおいでになられた方なども多数見られ、インターナショナルな匂いがプンプンします!

今日はプレスデーでちらりと見かけたあの日産のカルロス・ゴーン社長が再び来場、ステージに登場していました。なんと日本語で来場された皆さんに挨拶をされてました。これにはびっくりしましたね。ブース内はカメラや携帯電話で写真を撮る人たちでごった返していました。


(ステージの後はゴーン社長がインフォメーションブースでカタログにサインを入れて手渡していました。日産ファンの方とふれあいを楽しまれているようです。)

ところで皆さん、「東京モーターショーニュース」をご存知でしょうか? この会場内で作られている情報満載の新聞です。4ページの構成で、和文・英文の2種類のものが会期中毎日発行されています。各ホールの出入り口で配布してますので、もう手にされた方もいるかもしれませんね。


(毎日、日本語版3,500部、英語版1,500部が印刷されています。)

今日はその製作現場を覗いてみました。

4名の記者さん、2名のカメラマンさんが場内を回ってニュースを集め、遅くとも16時ごろまでに原稿を仕上げ、2名のデザイナーさんの手により紙面が構成されます。そして真夜中まで印刷されます。で、翌朝にはもう新聞が配られるという具合ですね。


(夜は日本語版、昼間は英語版の印刷、と、この編集室にある1台と隣室にあるもう1台の合計2台の印刷機はフル稼働です。)

「東京モーターショーニュース」は会場でもらい忘れても、PDF形式でダウンロードして読むことも可能です。来場前に読むのもいいし、帰ってから読むのも楽しいですよ。


では今日も会場内で私がチェックしたクルマを紹介しましょう。ちょうど今、北海道でラリー・ジャパンというイベントが開催中ですので、今日はラリーカーをチェックしました。ラリー・ジャパンは世界ラリー選手権(WRC)のうちの1戦ですが、私たちが普段から使っている市販車を改造したクルマで争われる競技です。会場には改造ベースのクルマとラリーに出場するクルマが出品されています!


(今年6月にフルモデルチェンジしたスバル・インプレッサのトップモデルとして発売直後の「インプレッサWRX STI」。よりワイドになりました。後ろに見えるのがこれをベースにした「インプレッサ WRC CONCEPT」です。かっこいいですねぇ。ぜひ実物を見てください)


(一方そのインプレッサのライバルといわれている三菱ランサーエボリューション(通称:ランエボ)のニューモデル「ランサーエボリューションX(テン)」も登場しています。)


(来年からWRCの上位クラスに参戦することが決定したスズキからは「SX4 WRC 2007」という車両が展示されました。)

来年のWRCシーンでこれらのクルマが活躍する姿が見られるのでしょうね。

今日の午後は「夢をカタチにby トミカ」の表彰式が行われました。

この「夢をカタチにby トミカ」は「幼児くるま絵画展」が今回で10回目を迎えることを記念して、千葉市内にある幼稚園の年長児に「夢をカタチに~ほしいな、ぼくの、わたしの夢のくるま~」をテーマに描いてもらった作品3,530点から子供らしくユニークな3作品を選びトミカで再現するというものです。
で、今日は受賞した幼稚園のおともだち3人に会場に来てもらい、授賞式を行ったというわけです。



受賞作品「虹が見えるクルマ」、下は絵を再現したトミカ



受賞作品「自動で動くクルマ」下は絵を再現したトミカ



受賞作品「冒険するクルマ」下は絵を再現したトミカ


自分の絵が、リアルに形になったときの喜びは、どんなでしょうね。うらやましい限りです。私の作品もトミカにしてくれないでしょうか。 (悲しいことに今じゃこんなユニークな発想は出てこない・・・)

中央休憩ゾーンでは、「少年少女モーターサイクルスポーツスクール」がスタートしました。土日のみ、午前と午後の各2回ずつ開催しています。前回も大人気企画でしたが、今日も雨の中大勢の親子が参加してました。(今日は悪天候のため午前中のみの開催でした)こどもたちの真剣なまなざしが印象的でした。(親子の絆も深まったことでしょう!)


(土日に来場を計画しているご家族の皆さん、参加してみてはいかが?)

今回の東京モーターショーで新たに「出品者プレミアムグッズショップ」が登場しています。これはこれまで要望の強かった出品者のグッズを販売するショップです。今回は19社が参加してます。私もちょっとのぞいてみましたが、数十万円する高価なプレミアムグッズにビックリ!何には手軽に買える千円台のグッズもあり、私はあるモノが欲しくなってしまいました! 場所はタイヤ・オーディオ館の北側屋外。要チェックです!
ここで皆様にお詫びです。今日は台風で、安全対策上早めに店じまいしてしまったんです。ごめんなさい。
明日からは通常通り営業しますので、是非立ち寄ってくださいね!


(数量限定です。お早めにどうぞ!)

明日は台風一過でお天気もよさそうです。皆さん、ぜひご来場くださいね。ではまたあした。

特別招待日です
2007.10.26


皆さん、こんにちは。事務局の吉澤です。

今日は特別招待日で、寬仁親王殿下、甘利経済産業大臣、冬柴国土交通大臣、堂本千葉県知事ほかのご臨席を賜り開会式が盛大に行われました!
 本当にこれから始まるんだ、と気が引き締まる思いです。
また雨にもかかわらず48,000人近くの方にご来場いただきました。


(開会式!)


(開会式に先立ち、「失敗学の視点から見た21世紀のものづくりのあり方」というテーマで、工学院大学教授の畑村洋太郎氏による特別講演もありました。)

今日は一般公開日前日ですので、皆さんにお伝えしておきたいことを書いてみようと思います。

まず、交通アクセスについて。第40回東京モーターショー2007開催期間中は、列車の特別ダイヤも組まれるなどよりアクセスしやすくなってますので是非ご利用ください。詳しくは会場へのアクセスをご覧ください。


(JR海浜幕張駅を出たところです。ポスターや横断幕がホームはもちろん、駅構内の階段やあらゆるところに貼られていて、東京モーターショー一色です!)

会場では、展示以外にも各所で様々なイベントが行われていることはしつこいくらいお知らせしてますが、、、明日来場する方はもちろん、いつ行こうかなと思案中の方もぜひチェックしてみてください!会場のイベントマップを参照してくださいね。

会場内をまわっていて、困ったときは中央ホール1階にあるインフォメーションプラザを利用してください。ここは迷子の預かり所にもなってますよ。


(インフォメーションプラザ。困ったときはこちらへどうぞ!)

小さなお子さま連れでも安心の乳児&幼児サービスセンターは北ホール2階のキッズパークエリアにあります。ベビーベッドや授乳用ポットも完備していて、オムツ交換から授乳までできます。さらにベビーシッターが常駐しているので、3歳から6歳までの幼児を無料で2時間預けることも可能です。


(ベビーシッターさんもいます!プレイスペースも完備。)


(おむつ交換、授乳のできるスペースも。)

けがをした、急に体調が、という方のために救護所もあります。救護所は北ホール南側、南休憩ゾーン中央ホール前の2カ所にありますよ。

(救護所には大きく看板が出ています。)


というわけで、明日の一般公開に向けた会場情報でした。

さてさて、今日私はトラック、トレーラー、バス、バンの9台に試乗できる「商用車同乗試乗会」に行ってきました。
普段乗ることのできない大型トラックや、燃料電池を使用したバスに乗車できるんです。これは貴重ですよ!



(商用車同乗試乗会!)

商用車といいますと、明日27日(土)から30日(火)までの4日間、西休憩ゾーンで車体メーカーの屋外展示がされています。ごみ収集車や大きなダンプカー、自動車を載せるキャリアカーなどが集結しています。働くクルマの好きな子供たちが喜ぶこと間違いナシ。また、この屋外展示を舞台にしたスタンプラリーも開催しているので、ぜひ参加してくださいね。


(プレスデーでも大人気だった高さ30mのはしご車の展示&乗車があり、お子さまの記念撮影用に消防服&消防ヘルメットも用意されてます。大人用もありますので、親子で一緒に一枚どうですか?)

最後に、、、 会場内では、「自動車ガイドブック54巻」(1200円)に、ハンディバッグ(紙製100円)、エコバッグ(布製200円)、さらに「東京モーターショーガイド2007」(500円)の販売をしています! 自動車ガイドブックは国産車を網羅した1冊で、特集は海外で開催されている自動車フェスティバルを現地取材した渾身のレポートです!


ハンディバッグ&エコバッグは色とりどりのBOX CARをあしらったデザインです。カラフルで気持ちもウキウキするバッグだと思いませんか? 来場記念にぜひどうぞ。


(左が布製のエコバッグ、右が紙製のハンディバッグです。)

さて、明日からいよいよ一般公開がスタートです。会場は大盛り上がりになること間違いナシ。明日も会場の雰囲気を余すところなくお届けしますよー。
ではまたあした!


(おやすみなさい!)

これはクルマ? 未来型パーソナル・ビークル!!
2007.10.25


皆さん、こんにちは。事務局の吉澤です。

今日は第40回東京モーターショー2007プレスデー2日目です。さすがに初日と比べると、メディアの皆さんの数は減っていると思いますが、2日間通ってきている方々もいますね。昨日は多くのカメラマンの方が忙しそうでしたが、今日は少し落ち着いた場内となっていましたので、私も少し落ち着いた感じでブログが書けそうです。


(昨日は閉場間際まで人垣に囲まれていた日産「GT-R」もようやくじっくり見れます。

昨日のTVやインターネットを見て第40回東京モーターショー2007へ行ってみようかな~っと思っている大勢の方に伝言です。

お得な前売り入場券の発売は、明日26日(金)までなのです!
各販売委託先で購入していただけますが、東京モーターショーオフィシャルWebサイトにて直接購入、ご自宅のプリンタでチケット実券をプリントアウトする「オンラインチケットシステム」なら外出する手間もかかりません。もっと簡単に購入して入場できる「携帯電話チケット」もあります。

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(携帯電話チケットをご希望の方は携帯電話でこのQRコードを読み込んでいただければ簡単にアクセスできます)

e-tixもしくは携帯電話チケットで入場券を購入をされた方の中から抽選で「第40回東京モーターショー 2007 開催記念トミカ」が当たるプレゼント企画もやっているので、ぜひこの機会をお見逃しなく。ちなみにお得な前売価格は、大人:1,100円(税込)、中学・高校生:500円(税込)、小学生以下は無料となっておりま~す。

プレスデー2日目の今日も、昨日に引き続き商用車メーカー、車体メーカー、部品・機械器具メーカーを中心に21のプレスブリーフィングがありました。


(自動車の最先端技術など、自動車メーカーを支える部品・機械器具メーカーの開発の話は聞いていても飽きませんね。)

さて、今日は、私、吉澤がすごく気になっているものを紹介したいと思います。ずいぶん前になりますが、セグウェイという乗り物が話題になりましたよね。私も非常に興味を持っていたのですが、そんな感じの一人乗りの移動車(パーソナル・ビークル)が出品されています。モーターショーというとクルマやバイクと決めてかかってしまいますが、一人乗りの移動車。これはちょっと目からうろこ、ですね。

トヨタの「i-REAL」は過去の東京モーターショーなどでパーソナルモビリティというコンセプトで出品されたクルマの進化型です。リクライニングさせるようにして走行モード、直立させたような形で歩行モード、というように目的に合わせ形態が変化するものです。

スズキの「PIXY」は人が歩く程度の低速での移動ができるもので、こちらは他に軽自動車型ユニット、スポーツカーユニット、ボートユニットなどに乗り込んでさまざまなユニットと組み合わせることでいろんな使用用途にあわせることができます。

また今日は車いす利用者特別見学日でもありました。これは、ゆったりした環境でショーをご覧いただきたいという趣旨で特別に用意されたものです。もちろん、この日のためだけでなく、会場内はバリアフリーに配慮しておりますし、休憩スペースには高齢者向けにプライオリティシートを設けるなど、すべての人に優しい会場作りをしております。

事前に350名近くの方から応募があり、車いす利用者とその付き添いの方が多数来場されてました。


(皆さん、この「i-REAL」や「PIXY」を興味深そうに見ておられたのが印象的でした。)


(また、乗降のサポートをしてくれるクルマにも、多くの方が体験乗車されていました。)

また、以前のエントリーでご紹介いたしました「セーフティドライブ体験試乗会」「4×4アドベンチャー同乗試乗会」ですが、もちろんこちらも準備万端で、東京モーターショーを迎えました。会場となるのは幕張メッセに隣接する幕張海浜公園のGブロック。ここに仮設した本格的な試乗コースが出来上がっています。こちらもプレス関係者でにぎわっていました。


(これはセーフティドライブ体験試乗会です。滑りやすくした路面で自らハンドルを握ってABSやESCなど安全性能を実際に体験できる試乗会です。)


(路面に敷かれているのは特殊なマットです。ここに洗剤液と水を撒いて、雪道のような滑りやすさを再現しています。)


(セーフティドライブ体験試乗会の会場脇では、エアバッグ開閉式のシートベルトコンビンサーを設置し、時速5kmでの衝突体験ができます。)


(こちらの4×4の特設コースには、こんな大きな山が出現しています。楽しいですよ ぜひどうぞ!)


(アップダウンあり、ウォーターゾーンあり、砂地のスラロームコースあり、とコースの内容は盛りだくさん!)

ちなみにこれらの試乗会ですが、試乗券がないと試乗はできませんので、ご注意してください。試乗券は南休憩ゾーン西側の配布所で、朝10時から1時間ごとに配布されます。


(これが試乗券配布所です。希望の試乗会のブースで試乗券をもらってくださいね。)

試乗会会場へは無料シャトルバスが運行されていますので移動もラクラクです。シャトルバスは毎日朝10時10分から16時30分まで約10分間隔で運行されてますよ。


(ここは南休憩ゾーンのシャトルバス乗り場です。)

メッセ内のシャトルバス乗り場は試乗券配布場所近くの南休憩ゾーンと、東ホールの一番東側に位置する東ゲート前にあります。

皆さん、展示はもちろん、これら試乗会も楽しみにしていてくださいね。では、また明日!!

プレスデーがスタート
2007.10.24


皆さん、こんにちは。事務局の吉澤です。

第40回東京モーターショー2007のプレスデーがスタートしました。

プレスデーというのは、一般公開を前に、報道関係者が東京モーターショーを取材していただく日のことで、今日と明日の2日間が用意してあります。

今日は、第40回東京モーターショー2007で世界に初披露となるワールドプレミアの車両が目白押しです。

プレスの方の中には、以前から話題となっていた日産「GT-R」撮影のためだけに、早朝からこの会場の前に並んでいる方も多数いるようでした。ちなみにこの西ゲート側入り口一番乗りの方は、朝7時からこの場所に並んでいたそうです。
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皆さんにお伝えする映像を一番良い場所で撮影するため国内外から大勢のプレスが開場を待っておりました。
東京モーターショーは世界中から注目されているんです。

さて、初公開のものが目白押し、それもあってか会場内は熱気むんむん。外も秋晴れの良い天気ですが、私はTシャツ1枚でも汗をかくほどでした。


会場では出品者がプレスブリーフィングという記者発表をする時間が設けられています。開場直後の午前9時半から夕方4時過ぎまで、38社のプレスブリーフィングがあり、そこでは、各社のトップの方々が自社説明を行ったり、新しいクルマの発表をしていきます。各社の持ち時間は最大15分ですが、一人では全部を見ることはできないほど、ひっきりなしに発表があったわけです。多くのプレスの方が目当てのブリーフィングのために移動していました。

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(朝一番にプレスブリーフィングとなったフォルクスワーゲンのブース。ワールドプレミアとなる「space up!」が登場。)

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(各社様々な演出が見られるのも、このブリーフィングの楽しいところです。円筒形の壁が上がっていきその中から登場したのはアウディのアウディ メトロプロジェクト クワトロ。)

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(楽しいダンスパフォーマンスとともに登場したのは観音開きのMINI Clubman。)

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(トヨタブースではトヨタの渡辺社長がパーソナルモビリティ「i-REAL」に乗って登場。)

開場直後の日産ブースには、「GT-R」目当てのプレスの三脚が並び、場所取りをしています。ステージ前はもちろん、会場中央に設けられたビデオ用のスタンド、さらには2階もいっぱいです。ですが、日産ブースのプレスブリーフィングは、午後1時50分からなんです。

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(開場と同時に大勢のプレスが詰め掛けた日産ブース。すごい熱狂ぶりですね。)

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(そして1時50分に私も会場に行きましたが、まったく「GT-R」が見えません。 カルロス・ゴーン社長が人垣の向こうにチラッと見えただけでした。

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(ゴーン社長が説明している同じ時間、日産の正面のインフォメーションカウンターには大勢の行列が! ブリーフィング終了後に配られる「GT-R」のカタログをもらう行列でした。)

会場内の取材記者の中にはこんなかわいい記者の姿も。朝日小学生新聞こども記者の面々です。

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(左から福田みうさん(11歳)、吉野まどかさん(11歳)、菊地航希くん(10歳)、大角宗生くん(12歳)です。)

会場を回って、商用車同乗試乗会、クリーンエネルギー車同乗試乗会を取材したそうです。取材した感想を聞いてみると・・・

「すごいクルマがいっぱいあって、ほんとにすごかったです。実際に座ってみることもできました。うれしいです。」(福田さん)

「いつも見ているクルマと違って見たこともない車がいっぱいあって驚きました。」(吉野さん)

「かっこいいクルマがいっぱいありました。将来乗ってみたいです。」(菊地くん)

「同乗試乗会で燃料電池のバスに乗りました。音も静かで振動もなくてびっくりしました。」(大角くん)

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(こども記者のみんなは東京モーターショー初体験。いろんなクルマを見て、ショーを堪能していたみたいです。)

続いて、プレスセンターに行ってみましょう。
・・・おっとプレスセンターに入るにはプレスカードが必要ですね。実はこのプレスカードには、「ミューチップ」というわずか0.4mm角のICチップが貼付されています。これにより、カードリーダーに近付けるだけで、各サービスが受けられるというものです。世界各地で開催されるモーターショーでもこのシステムを採用したのは東京モーターショーが初めて!事務局としてはちょっと自慢したいところでもあります

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(プレスルーム入り口には、このミューチップ読み取り装置が設置されています。)

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(ここはクロークです。ここでもミューチップの読取装置が設置されて、管理されているんです。)

プレスセンターはワークデスク456席、この全てに光ファイバー回線、さらには無線LANが配備され、パソコン、プリンター、FAXも用意されていて、ドリンクや軽食サービスもあります。私もここで仕事していたいなぁ、とつい思ってしまうほどの充実ぶりです  こういったところにも世界に冠たる東京モーターショーというのが見て取れますね。

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(国内はもちろん全世界へ情報が発信されます。まさにここが情報発信源ですね。)

ということで大盛況の第40回東京モーターショー2007プレスデー初日。この様子は既にお昼のニュースで放映されてました。また、東京モーターショーを特集した雑誌も随時発売されてきます。もうすでに事前に発売されたモーターショー特集本もいくつかありますし、今から下調べをして来場していただけるといいかもしれませんね。

では明日も会場からホットな情報をお届けします。お楽しみに!!

エキサイティングな試乗会を楽しもう!その2
2007.10.19


皆さん、こんにちは。事務局の吉澤です。

とうとう第40回東京モーターショー2007開催も、あと1週間と迫りました。
私たち、事務局スタッフは、会場となる幕張メッセに入り、準備作業を進めています。

さてさて、今回はちょっとかわった話題を!
なんと!JR山手線に、東京モーターショーが登場です!
これじゃあ、なんのことだか「さっぱり??」ですよね。
実は、第40回東京モーターショー2007のPR活動の一環として、今回ショーのイメージカラーをラッピングした電車が、10月14日(日)から11月11日(日)まで山手線を走っているんです!
ぜひ、通勤通学途中に乗れたら、その日はきっとすてきなことが起きるかも!?ですよ。

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(2車両が運行されています)

さて、今回も前回のエントリーに続いて、東京モーターショー会場で実際に体験できる試乗会について紹介しましょう。

一つ目が今回で3回目となる「クリーンエネルギー車同乗試乗会」です。今回は8社からハイブリッド車、燃料電池車、水素自動車、電気自動車など計13台(内バス2台)が試乗車両として登場します。

そして、もうひとつの試乗会は、8社からトラック、トレーラー、バス、バンの9台が試乗車両として登場する「商用車同乗試乗会」です。

今回も、試乗会全体の運営にあたる特別企画事務局の担当者に、お話を伺いました。

特別企画事務局です。

このクリーンエネルギー車同乗試乗会で試乗できるクルマは、各メーカーの次世代のクルマなんです。
これらのクルマに一般ユーザーが乗ることができる機会って、実は世界的にも珍しいんです。参加&体験型のイベントが盛りだくさんの東京モーターショーならではの企画ですよ。

次世代の動力源を使用しながら、長年使用されてきたガソリンエンジン車とそん色なく、安定した走行ができるクルマに仕上がっていることをみてもメーカーの努力と技術力のすごさを実感できると思います。

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(次世代の技術にふれてください<写真:第39回ショー(2005年)より>)

これから実用化される次世代のクルマをひと足早く体験できる機会といっていいかもしれませんね。
また、会場の入り口には、水素自動車や燃料電池車についての説明パネルや映像を放映する展示ブースもありますので、ぜひ見学にいらして下さい。

地球温暖化などの環境問題が現実の問題として私たちの身近で話題となる昨今ですが、環境問題に真剣に取り組んでいる各メーカーの新たな技術が形になったクルマたちが並んでいます。

普段私たちが乗っているガソリン車と、どう違っているのか、自分で探してみると、その技術の高さを体験できますので、この機会に試乗してみてください。

続きまして、商用車同乗試乗会ですが、この試乗会に参加する車両は、トラックやバスといった普段、街で見かけるクルマたちです。
普段見かけているだけに、あまり珍しくもないと思いがちですが、実際にトラックの助手席に乗り込んでドライバーさんが運転している様子を間近で見るということはなかなかできないですよね。
これも貴重な体験なんです。特にトラックのような、普通の乗用車よりも高い位置からの視界は一度体験してみるのもいいもんですよ!

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(乗用車よりも高い視点<写真:第38回ショー(2004年)より>)

また、「クリーンエネルギー車同乗試乗会」からバイオ燃料を使ったバスや燃料電池バスも登場します。乗用車だけでなくこういった大きなクルマもエコの時代なんですよ。こちらも「クリーンエネルギー車同乗試乗会」同様しっかりチェックですね。

なお、「商用車同乗試乗会」では車両の入れ替えがあり、会期の前半と後半では試乗車両が異なりますので、試乗する前には必ず試乗できるクルマを確認してください。
それと、6歳未満の乳児・幼児は、バスのみ試乗可能となります。
試乗会に参加される方々にはご了承頂きたいと思います。

商用車の同乗試乗を体験した後、街でトラックやバスを見かけると、これまでと違った見方ができるのではないでしょうか。
また、試乗後に北ホール、車体屋外展示場(10月30日(火)まで)を回ってみることをおすすめします。商用車の展示が面白くなること間違いなしです。


特別企画事務局さん、どうもありがとうございました。
これらの試乗会でも貴重な体験ができそうですね。
前回もご説明しましたが、東京モーターショーで開催するすべての試乗会は、試乗券がないと試乗はできません。
試乗券は南休憩ゾーン西側の配布所で、それぞれの試乗券を1時間ごとに配布されますので必ずチェックしてくださいね。

そして、今回のエントリーでもう一つ皆さんにお知らせしたいことがあります。それは、11月1日(木)から11日(日)まで西休憩ゾーンで展開されるライフスタイルパークについてです。
ライフスタイルパークというのは、人とクルマのかかわりを中心に、クルマに親しむことのできるさまざまな催しが開催されるイベント広場です。

様々なイベントが用意されているのですが、その中でもライフスタイルパーク開催中1日2回おこなわれる「トライアルデモンストレーション」と「ダブルダッチ」は要注目のイベントです!

「トライアルデモンストレーション」は小林直樹選手、本田元治選手という2人のライダーが、バイクに乗ったまま舞台の上に登ったり、その場でぴょんぴょんと跳ねたりと、とてもバイクの動きとは思えないようなアクションを息のあった演技で披露し、トライアルバイクによるデモンストレーション走行とトークショーが行われます。

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(見事なテクニック<写真:第39回ショー(2005年)より>)

そして、「ダブルダッチ」はダブルダッチチームの「CAPLIORE」「ASGRM」「Viva女!!」の3チームによるダンスと縄跳びのコラボレーションパフォーマンスと交通安全クイズを開催します。

他にも、事故や故障など路上のトラブルの際にクルマを吊り上げたりけん引したりして活躍するレッカー車の姿が見られる日本自動車連盟(JAF)のレッカー車デモンストレーションや、千葉県警音楽隊の演奏などがあります。

また、以前お知らせした11月8日(木)の14時から国際会議場2階国際会議室で開催される張会長ユーザーミーティングを、このライフスタイルパークでもライブ中継されます。

期間中は、ご紹介したイベント以外にも、開場時間の朝10時から(土日は9時半から)閉場時間まで、ビッチリイベント目白押しです。
運転適性診断車「スマイル号」の体験、千葉県警コーナーのパトカーや白バイの展示、子供警察官の制服貸し出しなどあるので、ぜひお立ち寄りくださいねっ。

第40回東京モーターショー2007は、間もなく開催です。
まだチケットを購入していない方は、10月10日(水)から開始した携帯電話で入場券を購入し、その携帯電話でそのまま会場に入場することのできる「携帯電話チケット」が便利ですよ。ぜひご利用になってみてください。

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(携帯電話の方はQRコードで便利にアクセス)

さて、10月24日(水)からは東京モーターショー会場より毎日ブログをアップします!
わたくし、事務局スタッフ吉澤ならではのネットワークとフットワークを生かした、ちょっと大胆なニュースをお届けしますので、楽しみにしてください。

エキサイティングな試乗会を楽しもう!その1
2007.10.04


みなさん、こんにちは。
事務局の吉澤です。

今回は、いきなり宣伝です!
国産車のすべてを網羅した唯一の年間本「自動車ガイドブック2007-2008 vol.54(1,200円)」が10月24日(水)に発売されます。
約1,000台のクルマをオールカラーで、しかも各車スペック付きで紹介しています。
この号の巻頭特集は「自動車フェスティバル探訪記」。
イギリスのグッドウッド・フェスティバルオブスピードなど、現地を直接取材し国内外の自動車フェスティバルを取り上げています。
モーターショー会場をはじめ、全国の書店、また通信販売(クロネコヤマトのブックサービスTEL:0120-29-9625)でもご購入できますので、ぜひ一冊どうぞ!

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(自動車ガイドブック2007-2008vol.54の表紙です)

さて、前回のエントリーでもちょっとふれましたが、第40回東京モーターショー2007では、お客様に実際に体験していただける「セーフティドライブ体験試乗会」、「4×4アドベンチャー同乗試乗会」、「クリーンエネルギー車同乗試乗会」そして「商用車同乗試乗会」の4種類の試乗会を開催いたします。

今回と次回のエントリーで、この体験試乗会の情報をお届けしましょう。

まず、最初にご紹介するのが、「セーフティドライブ体験試乗会」。
セーフティドライブというと、安全運転の講習会?と思う方もいるかもしれませんが、ここではちょっと違います。
ここでいうセーフティドライブとは、一般の方々にクルマの安全技術について正しい理解と認識をより深めてもらうことを目的に、クルマに装着されている最先端の安全装置をリアルに体験していただくという催しなのです。

この主要な安全装置としては、ABS・ESC・TCSの3つがあるのですが、簡単に説明しますと、まずABS(アンチロック・ブレーキ・システム)はブレーキをかけた際にタイヤがロックし滑るのを防止する装置のこと。次にESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)は車体の横滑りを防止し安定させる装置のこと。そして、TCS(トランクション・コントロール・システム)、これはアクセルを踏んだときにタイヤが空転するのを防止する装置のこととなります。

そこで、この試乗会の全体の運営にあたる特別企画事務局と企画のサポートをしていただいたJAF(社団法人日本自動車連盟)の担当者にお話を伺いました。

こんにちは、みなさん。

この試乗会で体験していただく3つの装置の内ESCは、ドイツで70%以上のクルマに装着され、アメリカでは20%ほどのクルマが装着しており、今後義務化されるなんて話もあります。
一方、日本では装着率10%ほど。この装置の大半は、メーカーオプションで選択する場合が多く、基本的に装着するかどうかはユーザーに任されているのが現状です。しかし、現在起こっている交通事故の25%は、この装置を装着していたら防げたのではないか、とも言われています。

試乗会ではこれらの装置のオン・オフを切り替えて、同じ条件の中で、それぞれがどのような働きをしているのかを、実際に体験することができるのです。
また、このセーフティドライブ体験試乗会は、今回の東京モーターショーで唯一、参加者が自分でハンドルを握って運転して体験ができる試乗会なんです。運転をするには、免許取得後1年以上経過している方で、過去1年以内に重大な過失による事故や交通違反による免許停止以上の処分を受けていない方で、もちろん試乗前に飲酒をされていない方となります。

そして、この試乗会のために用意された仮設コースには、限られたスペースで安全にクルマの動きを再現するために特殊なマットが導入されました。地面に敷かれた特殊なマットに水や洗剤液がまかれることにより、専門的な数値でいうと0.2~0.3μ程度。わかりやすく言いますと、凍った路面の上に新雪が積もったくらいの滑りやすい路面を再現することができるんです。
びっくりでしょ!?
ちなみに、このマット、普通には手に入らないんです。低速走行とはいえクルマが走るのですから、優れた強度と耐久性が要求されるので、私たちの目的にかなうマットを探し出すのに3ヶ月近くもかかってしまいました。

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(滑りやすいマットの上では、ハンドルを切っても曲がりません。)

このマットのおかげで、スリップするような極限状態のクルマの動きを体験できるんです。それも安全な速度で。さらに、同じ状況で、それぞれのオン・オフを経験し理解する機会って、普通はないですよね。
セーフティドライブ体験試乗会では、その他にもエアバッグ開閉式のシートベルトコンビンサーの体験など試乗券がなくても体験できるものもご用意しています。

この「セーフティドライブ体験試乗会」には、6社から計9台(6車種)が参加します。通常走行では得ることの出来ない貴重な体験をすることができます。
ぜひ、皆さんも体験してみてください!

JAFさんありがとうございました。

さて、次は「4×4アドベンチャー同乗試乗会」について、特別企画事務局から説明してもらいましょう。

「4×4アドベンチャー同乗試乗会」はアドベンチャーと銘打っているだけにコースは、ダイナミックそのものなんですよ。丸太を組み合わせてくねった道を表現したV字モーグル、30度の角度の付いた斜面を走行するキャンバー、2mほどの丘を登りその先にある水深30cmほどの水場を駆け抜けるテーブルトップ/ウォーターゾーン、スラローム、最大傾斜40度クライムヒル/ダウンヒルという5つのセクションを設けています。

いずれも普通のクルマでは、途中で動けなくなったり、斜面を登れなかったり下れなかったりするようなセクションです。四輪駆動車の走行安定性、そして走破性を実感できる貴重な機会になるはず。クルマってこんなこともできるのか、と四輪駆動車に興味を持つこと間違いなしです。

この「4×4アドベンチャー同乗試乗会」には7社が参加し車種の異なる計19台の車が用意されています。担当のドライバーが運転をしながらいろいろな説明をしてくれるかもしれませんよ。もちろん、わからないことや質問があれば聞いてみるといいでしょう。
また、試乗するときは、セクションにコースの表示もあるのでそれをチェックしながら、セクションへの進入角とか、コース取りとか、また、アクセルワークも見てみると参考になって面白いと思います。

どうもありがとうございました。なんかワクワクしてきちゃいますね。

極限状態のクルマの動きを安全に体験できる「セーフティドライブ体験試乗会」、都会で四輪駆動車の魅力を満喫できる「4×4アドベンチャー同乗試乗会」。いや~、どちらもおもしろそうですね。
この注目度の高いイベントに、私吉澤も興味津々です。みなさんも今から要チェックですね。

そうそう、試乗会ではさまざまなメーカーのクルマに乗ることができますが、特別に1社独占日という日が設定されています。
「セーフティドライブ体験試乗会」では、11月1日と2日の2日間がBMWの1社独占日。「4×4アドベンチャー同乗試乗会」では11月1日と2日の2日間がダイムラー・クライスラー日本(ジープ)の独占日となっています。この日はメーカーごとの走りを見比べることはできませんが、じっくりとお目当てのメーカーのクルマに乗ることが出来るでしょう。また、独自の催しが展開される可能性もありますので、これも楽しみですね。

さて、これらの試乗会に参加するには、試乗券が必要となります。
試乗券は南休憩ゾーン西側の配布所で、それぞれの試乗時間の1時間前に配布されます。試乗券がないと試乗はできませんので必ずチェックしてくださいねっ。
また、今回紹介した2つの試乗会は幕張海浜公園が会場となっています。会場へは無料シャトルバスが運行されていますので、スムーズに移動できてラクチンです。

次回は、あと2つの試乗会、「クリーンエネルギー車同乗試乗会」と「商用車同乗試乗会」をご紹介します。
お楽しみに!

Japanese / English
モデレータ紹介
東京モーターショー事務局の吉澤です!10月の第40回東京モーターショー開幕に向け、事務局も準備にフル回転! ブログではフラメンコのような“熱い”情報をお届けしていきます。お楽しみに!
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