宙を舞う美女、発見!
2007.11.06
皆さん、こんにちは。事務局の吉澤です。
会場には、自動車メーカー以外に、タイヤやカーナビやオーディオ、その他にも自動車に関する多くの部品メーカーのブースが出展されているということは皆さんご存知ですよね。
でも、今日最初に紹介するのは、クルマとは関係がなさそうなブースなんです。
(ぐるっと周りを回ってもらえば、ブースの特徴に気づくと思います。)
このブースは、他のブースによくある体験コーナーも商品紹介もありません。四角いブロックや三角形のオブジェを積み重ねたようなブースになっています。
実はこのブース、モリモトというマンションデベロッパーのブースなんです。今回初めて東京モーターショーのスポンサーになって頂きました。この会社は、都市型デザイナーズマンションを企画販売し、いくつかの物件でグッドデザイン賞も受賞しているそうです。
自動車とは関係ないブース? いえいえ、これからクルマと住宅ももっと親密になる時代が来るかもしれませんよ。そんなときにこのモリモトさんが、新たなクルマと住まいのあり方を提案してくれるかもしれませんね。皆さんも、このブースを見かけたらぜひ立ち寄ってみてください!
さて、今日は会場で見られる面白い演出(パフォーマンス)をご紹介しましょう。
もう来場した皆さんはご存知かもしれませんが、 フォルクスワーゲングループジャパンブースの舞台では、なんと!女性が歌いながら宙を舞っているんです!
このパフォーマンスに登場している女性は2人いて、アムステルダムの歌手、エイバー・シモンズさんとローリー・ライスさん。
エイバーさんは8歳のころからプロの歌手として活動しているそうで、「RAFFISH」という女性グループでスマッシュヒットも飛ばしたこともあるそうですよ。
一方、ローリーさんも、幼いころからダンサーとして活動を開始し、ミュージカルの勉強として歌も歌っています。オペラとして有名な「アイーダ」の東京公演にも出たことがあるそうで、ミュージカルなどで多く活躍されている方なんです。
パフォーマンスは、2人が交代でステージに上っている
そうですが、平日でも12回、週末は14回以上もショーをこなしているんですって!こりゃ、たいへんだぁ!!
ちなみに、パフォーマンスで使われている曲は、女優としても有名なカイリー・ミノーグの「Love At First Sight」という曲で、エンディングで、本人が映像で登場します。
(舞台で歌う彼女たちとカイリーの歌声がハモってきれいに響いてます。)
今回、お二人から来場する皆さんへメッセージをいただいてきました。
「ぜひこのパフォーマンスを見に来てくださいね。後悔させませんよ。一緒に踊りましょう!」
(左側がエイバーさん、右側がローリーさん。2人とも笑顔がとても素敵です!)
エイバーさん、ローリーさん、ありがとうございました!
さて、今日はタイヤのブースを見てきました。
タイヤ部門も今回のショーでは、環境性能やエコ、安全を意識したブースが多いようです。
省燃費のためにタイヤに求められているのが、タイヤが路面を転がる際に受ける抵抗である「転がり抵抗」をいかに減らすか、という課題。
これをわかりやすく解説してくれているのが横浜ゴムのブースなんです。
転がり抵抗の違う2種類のゴムボールを比べることができる、さまざまな仕組みが展示されていました。
(帆に風を受けて走る模型を使って、タイヤの転がり抵抗の違いがわかるようにしています。)
次に、ブリヂストンのブースでは、タイヤの転がり抵抗を30%低減しつつも、雨でのブレーキ性能は今までとほぼ同じというタイヤ「ECOPIA EP100」が展示されていました。
また、一部車種で採用され始めた、パンクしてもそのまま80~100kmほど走行できるランフラットタイヤも展示されてました。
(ブリヂストンでは、パンクしたときのタイヤの状態を比べられるようになっていました。)
ランフラットタイヤは、もともと障害などでタイヤ交換ができない方や、治安が悪くてクルマを止めるのが危険な地域の人のために開発されたタイヤなんだそうです。
また、ただ便利なだけではなくて、パンクしたときのスペアタイヤが必要なくなるので、クルマが軽くなるぶん省燃費になりますし、一度も使うことなく廃棄されるスペアタイヤもなくなり、環境にもいいんですね。
安全と環境を両立するタイヤとして、とても魅力を感じました。
ダンロップファルケンタイヤのブースは、プレスデーに発表した新製品「ENASAVE97」一色のブースでした。
「ENASAVE97」は、これまでのタイヤの原材料の大半を占めていた石油や石炭などの化石資源を、天然ゴム、改質天然ゴム、植物繊維などの天然資源に変えることによって、CO2の削減に貢献しているんだそうです。
タイヤメーカーの環境への思いやりが、強く感じられました。ぜひ、皆さんも足を運んでくださいね。
さて、お次は話題をがらっと変えて、会場で見かけたキャラクターたちを紹介しましょう~。
(今や超有名人ならぬ、超有名ロボットのホンダ「ASIMO」。)
まず、ホンダのブースで登場していた「ASIMO」。
ホンダの2足歩行ロボットです。身長130cm、体重54kg。今回は、ホンダのコンセプトカー「PUYO」の紹介をしています。
ETCブースには「Mr.ETC」が登場していました。こちらは身長170cm、50kg。今年の4月に首都高速道路株式会社に入社しています。東京モーターショー会場で元気に資料配布を手伝っています。
そして、ご存知の方も多いミシュランタイヤのキャラクター「ミシュランマン」。
ちょっと前までは「ビバンダム」、愛称で「ビブ」なんて呼ばれていてましたが、最近名前を変え「ミシュランマン」になったそうです。また、実は彼、今回の第40回東京モーターショー2007で初めて声を出したんです!それも日本語で。世界で初めて声を出したのが日本語だったなんてすごい珍事です。
今日はあいにくの空模様でしたが、また明日からいい天気になりそうですね。第40回東京モーターショー2007も残り5日、もうひとふんばりってところです。
いつも元気なエイバーさんとローリーさんを見習って、私もがんばりまっす!