現場責任者は語る! 「印象深かった商用車ショー」
2006.06.08
こんにちは、事務局の吉澤です
早いもので今年ももう5カ月が過ぎました。
『東京モーターショーブログ』が始まってから2カ月!
初めてのブログや、初めてのニューヨークでのプレスブリーフィングと、初めてのことばかりで戸惑う私と違い、先輩方は余裕を持って仕事をされているような気がします。
そんな諸先輩方のビッグボス、モーターショー室の岡室長がブログに興味津々。
そこで今回は、室長の目から見た東京モーターショーを語ってもらいます
はじめまして、岡と申します。
私が東京モーターショー事務局に入ったのは'99年。第33回ショーからです。
前回のエントリーでもご紹介しているようですが、この年のショーから『乗用車・二輪車ショー』と『商用車ショー』を交互に開催するようになりました。
第33回ショーの『乗用車・二輪車ショー』は、私が入った'99年の春には大体の準備が終わっていたので、本当の苦労は分からなかったのですが、大変だったのは、第34回の『商用車ショー』。
アジア初の『商用車ショー』ということで、すべてを一から作ったのはもちろんですが、一番の難敵は「景気」でした。
時は平成不況のまっただなか。
商用車の代名詞とも言えるトラック業界の景気も落ち込んでいましたから、出品者の皆様にもご苦労をかけましたが、国際的な商用車ショーへの期待に応えるだけの出品を集めるのには本当に苦労しました。
それでも、世界7カ国から129社・2政府・2団体が参加。 充実したショーを開催できたので、出品車両を必死になって集めた苦労も、今となっては良い思い出です。
一番思い出に残っているのは第38回ショーです。
こちらも『商用車ショー』なのですが、サブタイトルは「働くくるまと福祉車両」。 随分やわらかい感じがしませんか?
実際、お子さまからビジネスマンまで、幅広い層のお客様にご来場いただきました。
『商用車ショー』としては、過去最高の25万人近くの来場者を迎えることができたことも嬉しかったのですが、多くのお客様から「展示が見やすかった」というお言葉をいただいたことが一番嬉しかったですね。
3回目の『商用車ショー』ということもあって、我々も出品されたメーカーさんも慣れてきて、中身も充実した非常にいいショーに出来上がったと思っています。
次回の第40回ショーからは、また商用車と乗用車をいっしょに展示します。 働くくるまのプロフェッショナルな魅力と、私たちの日々の生活のために頑張るトラック、バスを一緒に見られる贅沢なショーとなりますので、ぜひ商用車のブースにも足を運んでください。