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プレスセンター細腕繁盛記その2
2006.11.09


こんにちは、事務局の吉澤です

10月26日のエントリーではプレスセンターを開設するまでの下準備についてお話を伺いました。
今回はいよいよ「東京モーターショー」開催中のプレスセンターの様子を語ってもらいます。
それでは、株式会社ユニカルインターナショナルの山田祥恵さん、高島淑乃さん、よろしくお願いします!

山田さん、高島さん 
はい、よろしくお願いします。

「東京モーターショー」は2日間のプレスデー、特別招待日を経て一般公開となります。
私たちが最も忙しいのはプレスデー初日。プレスの多さに毎回圧倒されてしまいます。プレスデーの2日間で、6000人以上の方がプレスセンターを利用します。
入場ゲートが開くのは朝9時なんですが、それと同時にプレスルームの前は黒山の人だかり
オープンと同時になだれ込んで、ロッカーに大きな荷物を入れて、仕事をする準備ができてから取材に向かわれます。「東京モーターショー」の取材に慣れたプレスほど、この傾向は強いようです。

今はプレスセンターには無線LANが完備されているので、インターネット通信回線の悩みもなくなりましたが、ひと昔前までは大変でした。
なかには固定電話のジャックを抜いて、そこにパソコンを接続して原稿を送信される方もいたほどです
また、私たちがプレスセンターを担当させていただき始めたころは、タイプライターで打った原稿をファックスで送っている方もいましたね。そういえば、テレックスを使いたいという方もいらっしゃいました

そんな中、私たちは資料をお渡ししたり、ショーに関する質問に答えたりしているのですが、時々「宿泊先のホテルまでどう行ったらいいのか?」とか「銀行からお金を引き出したい」といったプライベートな質問をされる方もいらっしゃいます。
一番驚いたのは「2時間後の飛行機に乗らないといけないんだけど、どうやったら間に合うのか?」と聞かれたときですね。「まずエアラインに電話してみてはどうですか?」とお答えしたんですが、間に合ったんでしょうか
コンシェルジュといいますか、プレスの方が必要とするサービスを提供するのも私たちの仕事なんです。

東京モーターショー」の前半は、気付いたら閉場時間を告げる「蛍の光」が流れていた……、というくらいの忙しさ
大変な仕事なんですが、毎回来られる方が「また来たよ」とか「去年も会ったね」とか声をかけてくださったり、お手伝いしたときに感謝の言葉をいただいたときは、本当にうれしいですね。やっててよかったと思う瞬間です。

10年近くプレスセンターの運営に関わってきた私たちが最近思うのは、「東京モーターショー」のイメージが昔と随分変わってきたなということ。
特に強く感じるようになったのは2003年の「第37回東京モーターショー」からです。最先端の燃料電池車にも同乗できるイベントや交通安全をテーマにしたファミリー向けイベントなど、クルマの情報を発信するだけではないショー、ファミリーにも楽しめるショーになってきていると思います。
実際、私たちのところには、子供のファッション誌とか女性誌からも取材の要請が来ました。
クルマのある生活はすべての人に関わる大きな問題ですから、より多くの人に届く情報発信のお手伝いができるプレスルームにできればうれしいですね。是非、次回も私どもに担当させていただければありがたいです

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モデレータ紹介
東京モーターショー事務局の吉澤です!10月の第40回東京モーターショー開幕に向け、事務局も準備にフル回転! ブログではフラメンコのような“熱い”情報をお届けしていきます。お楽しみに!
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