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幕張メッセと東京モーターショー その1
2006.10.05


こんにちは、事務局の吉澤です

今週から10月に入りましたね! ここのところ天気がぐずついていてまだ秋の良さを感じることはできてませんが、何をするにも良い季節です。「芸術の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」…、皆さんはどんな秋を堪能するのでしょうか?

さて、今回は1989年の「第28回東京モーターショー」からお世話になっている幕張メッセと東京モーターショーの関係について、株式会社幕張メッセの押田さんにお話をうかがいます。
イベントのプロは東京モーターショーをどのように捉えているのでしょうか?
では、押田さん、よろしくお願いします!


初めまして、押田です。

幕張メッセは東京モーターショーといっしょに歴史を重ねてきました。
こけら落としイベントとしてお付き合いが始まり、はや17年。色んなことがありました。

毎回驚いてしまうのは入場者の数ですね。これはもう幕張メッセで開催するイベントのなかでダントツです
東京モーターショー以外ですと、2002年に恐竜博というイベントがありました。100万人強という来場者を集めた、非常に集客力のあるイベントなのですが、開催日は67日。
2週間ほどで150万人も集客するイベントなんて、東京モーターショー以外にはありません。
押田さん

まだ私が入社する前の話なんですが、201万8500人を集客した1991年の「第29回東京モーターショー」のときは、あまりの人の多さに、ショーを担当していない社員は「東京モーターショーのときは、会社を休みにしてほしい」と漏らしたという笑い話もあったほどです

そして、毎回感心するのは来場者への安全確保が徹底していること。
つまり、ブース造りに関する出品者へのお願いが徹底しているんです。
通常のイベントだと出品者のブースに入る際に段差があるのはよくあること。でも東京モーターショーは、それが一切ない。
共通通路からブースに入るにはスロープを必ずつけなければならない。そのスロープについても傾斜角度などの規制がある。出品者はこれを全てクリアしなければならないんです。

何といっても来場者が多いですから、ちょっとの段差でもつまづく可能性がある。人が多いだけに、1人が転ぶだけでは済まなくなるかもしれません。だからこそ、段差を取り除くという方策が非常に徹底している
これは、よりよくお客さんに見てもらうための1つの方策であって、ここまで徹底しているショーは、見たことがありません。

これは私見なんですが、1997年に開催された「第32回東京モーターショー」のときに本格オープンした北ホールは、東京モーターショーが無かったら、できていなかったかもしれません。
建設の計画はあったのですが、この頃はバブルが弾けた後で景気も悪かった。それでも建設にゴーサインが出たのは、東京モーターショーという巨大イベントが少なからず影響していたと思います。
幕張メッセ 北ホール

幕張メッセと関係が深いイベントだけに、『第40回東京モーターショー2007』は私たちも頑張って成功させたいですね

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コメント

               

そーいえば、2006ってないんですか?

               

おんちはさん、コメント有難うございます。

別のコメントでも書き込みましたが、様々な検討の結果「総合ショー」として隔年開催する運びとなり、本年は休催年となっております。ご了承願います。

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東京モーターショー事務局の吉澤です!10月の第40回東京モーターショー開幕に向け、事務局も準備にフル回転! ブログではフラメンコのような“熱い”情報をお届けしていきます。お楽しみに!
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