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時代と共に変わる売れ筋商品
2007.02.15


こんにちは、吉澤です

昨日はバレンタインデーでしたね。
皆さん成果はどうでしたか? 僕はサッパリでした…。
がっくりしながら家に帰ると実家から荷物が。
開けてみると、お米や缶詰に交じってチョコレートが入ってました…。
ちょっと泣きそうになりました

と、僕のモテないエピソードはこれくらいにして
前回は、オフィシャルグッズの売れ筋商品についてK.Kさんに語っていただきました。
今回はその続き。1993年の第30回ショーから始まったオフィシャルグッズ商品の変遷や裏話を披露していただきます。
それではK.Kさん、よろしくお願いします

こんにちは、K.Kです

前回は売れ筋商品についてお話しましたが、Tシャツやピンバッチのように継続的に売れるものばかりではなく、時代によって売れ筋商品は色々と変化しています。

初めてオフィシャルグッズを販売した、『第30回東京モーターショー』が開催された1993年。このときに最も売れていたグッズって何だと思いますか?

それは、テレホンカード

当時はテレホンカードのマニアも沢山いましたし、コレクション性が高い上に実用的でもある。しかもかさばらない。
そのため、テレホンカードだけで数千万円の売り上げがあったんですよ
その後、テレホンカードが売れなくなってきて、代わりに売れ出したのが、ストラップなどの携帯電話グッズ

2003年の第37回ショーで販売された画面拭きストラップ

これに関しては外れがないですね。毎回コンスタントに売れています。テレホンカードに比べると売り上げ金額は少ないんですが…

逆に売れにくいのは、パッと見たときに使い方がわからないもの。
私が知ってる限りで一番悲惨だったのは、「緊急脱出用ハンマー」。
クルマに閉じ込められたときに窓を割って脱出するというものです。
なんと、1500個作って売れたのはたったの44個
当時の担当者に「何でこんなモノ作ったんだ!?」って聞いてみたいですね。

パッと見て使い方が分からないものが売れない理由の一つは、店員が商品説明をする時間がないということがあると思います。
平日ならまだしも、週末や祝日はお店が大混雑する事もあり、私たちも商品の受け渡しや精算に追われて、じっくりとお客様に対応できないんです。だからわかりやすいものが選ばれるんですね

2003年の『第37回東京モーターショー』で販売したクマのぬいぐるみは、私がパッと見て「おっ、いいじゃん。これは絶対売れる」と直感して商品化を進めた物です。

「ショーとの関連がわからない」ということで賛否両論だったにも関わらず、強引にラインナップに加えたところ、おかげさまで完売しました

でも、わかりやすいからといって売れるわけではないのが難しいところ。
以前に、クルマ好きのお客さまが多いだろうからカーグッズが売れるだろうという安易な発想で、クッションを販売したことがあるんですけれどもこれが売れなかった…。
よく考えたら、大きな荷物を持っていると会場を歩きにくいんですね。

K.Kさん、ありがとうございました!
このように、「東京モーターショー」では、毎回試行錯誤を重ねながらも、皆さんに喜んでいただけるようなオフィシャルグッズを企画しています。『第40回東京モーターショー』でも、楽しい思い出や来場記念になるようなオフィシャルグッズを販売しますので、楽しみにしていてくださいね。(今回新しい試みをするので、お楽しみに!)

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モデレータ紹介
東京モーターショー事務局の吉澤です!10月の第40回東京モーターショー開幕に向け、事務局も準備にフル回転! ブログではフラメンコのような“熱い”情報をお届けしていきます。お楽しみに!
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