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エンターテインメントが盛りだくさん! 「英国国際モーターショー」
2006.08.24


こんにちは、事務局の吉澤です。 

皆さん、お盆休みはどこで過ごされましたか? 
私は実家の広島にも帰省せず、都内でのんびりと過ごしました。 
普段はにぎやかな近所の商店街もなんとなく寂しく、やっぱり田舎に帰ればよかったかなあ・・・と思ったりもしました
 
お盆休みをいただいた「東京モーターショーブログ」ですが、また今週から東京モーターショーに期待を寄せる皆さんに喜んでいただける(であろう)ネタをどしどしご紹介していきます!

前回のエントリーではロンドンで行われた、「第40回東京モーターショー 2007」の記者発表の様子をご紹介しました。 

今回は、再び堀内より「英国国際モーターショー」のレポートをお届けします。

こんにちは、堀内です。 

今年の「英国国際モーターショー」は、これまでのバーミンガム会場から30年ぶりにロンドンに戻った特別なショー
モーターショーのポスターはロンドン・アイやビッグ・ベンを背景に使い、一目で“ロンドン”を感じさせるデザインになっていました。

このポスターが街の至る所に貼ってあり、「英国国際モーターショー」への期待感はいやが応でも盛り上がってしまいます。

事前PRVisit London地下鉄通路広告
地下鉄のエスカレーター 

事前PRVisit Londonタクシー広告
ロンドンタクシーにも「英国国際モーターショー」の広告が!

これらの広告はロンドン市の観光機関が無償で提供しているんです。モーターショーを迎え入れた行政のバックアップも一段と大きかったようですね。

事前PRも力が入ってました 
なかでも圧巻だったのは「100 Years of Car Parade」という事前PRイベント。 
これは、ロンドン市内の中心街ピカデリーからトラファルガー広場までの1.5kmを完全封鎖して、1900年代から10年ごとに時代を区切り、その時代の代表的なクルマ、総数約250台が1時間かけてパレードするというもの。

クラシックカーはもちろん 
事前PRパレードクラシックカー

何と戦車までが登場!
事前PRパレード戦車

確かに戦“車”だから、自動“車”の歴史に入っていてもおかしくないですが、普通の道を戦車が走るなんて日本ではちょっと考えられませんね。

その他にも、巨大なサッカーボールを模した風船をクルマでドリブルしたり、スピンターンで縦列駐車したりと、見物客を飽きさせない演出もあって、1時間以上立ちっぱなしでしたが、最後の1台まで楽しめました


「英国国際モーターショー」の会場となったExCeL(Exhibition Centre London)はロンドン市内から地下鉄とDLR(新交通システム「ゆりかもめ」のようなもの)を乗り継いで30分程度。 

交通機関DLRと最寄り駅

最寄り駅の“Custom House駅”は会場の真横にある便利さです。その他、モーターショー期間中は特別に水上バスによるアクセスも行われていたそうです。 

肝心の「英国国際モーターショー」は非常にエンターテインメント性の高いショーでした。 
会場の横を流れるテムズ川でのパワーボートやジェットスキーのデモンストレーション。 
屋外に作られた特設ステージでのカースタントを織り交ぜたミュージカルやロックコンサート。 

イベント アプローチ

テムズ川に浮かべたゴルフのグリーン(もちろん作りモノ)へのアプローチゲームなどなど、子供から大人まで楽しめるイベントが盛りだくさん。 
来場者の方に楽しんでもらおうとする主催者の取り組みが強く感じられました。 

私もせっかくなので四輪駆動車の同乗試乗会に参加してみました。
普段同じようなタイプのクルマに乗る私にとっては、クルマの限界性能を体験できて、楽しみつつも身になる経験でしたね。

その他、運転好きの私の上司は、自分でクルマを運転して専用コースでタイムを競い合うイベントにも挑戦し、果敢な走りを披露していましたよ

イベント 専用コースでタイムを競う


さらに自動車メーカーの展示では

展示 F1マシン

F1マシンを分解し空中に立体的に展示したものや、駐車時にドライバーをサポートするシステムのデモンストレーションなど、各社工夫を凝らした展示が行われていました

また、久しぶりに「英国国際モーターショー」に参加したBMWは、展示場の外にロールスロイスとMINIも加えた広大な仮設のショールームを設置するなど、本当に力の入った展示をしていて、少しびっくりしました。

ショールーム

個人的にはロータスやモーガンなど古き英国系メーカーの展示内容に元気が感じられて、うれしかったですね

オフィシャルグッズ売場

ただ記念に購入しようと考えていたオフィシャルグッズの品揃えが少なかったのは少々残念だったかな 

「英国国際モーターショー」は、様々なエンターテインメント・イベントとモーターショーを組み合わせた、新しいスタイルのモーターショーのあり方を示す一つのモデルではないかと感じました。

一口にモーターショーといっても、様々なスタイルがあるものですね。
「第40回東京モーターショー 2007」も「英国国際モーターショー」に負けないくらい、皆さんに楽しんでもらえるショーにしたいと思います。

Japanese / English
モデレータ紹介
東京モーターショー事務局の吉澤です!10月の第40回東京モーターショー開幕に向け、事務局も準備にフル回転! ブログではフラメンコのような“熱い”情報をお届けしていきます。お楽しみに!
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