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持ちつ持たれつ
2006.07.20


こんにちは、事務局の吉澤です 
 
今日は7月20日。 
大人になった今ではいつもの木曜日ですが、学生さんは今日が1学期の終業式のところも多いのではないでしょうか。いよいよ待望の夏休みですね。勉強も遊びも思いっきり楽しんで、悔いのない夏休みを過ごしてください。 
大人になって後悔しても遅いですからね  
 
さて、前回のエントリーでは東京モーターショーに飲食売店を出店されている会社の社長さんにお話を伺いました。 
今回はその第2弾!株式会社飴安商店の代表取締役 市川直樹さんにお話を伺います。 
 
株式会社飴安商店 代表取締役 市川直樹さん 

はじめまして、市川です。 
 
東京モーターショーは弊社にとって特別なイベントなんです。実は、私どもの本業は酒と食料品の問屋業。 
そしてスーパーを5店舗、焼鳥屋を2店舗、焼肉屋を1店舗経営しています。 
飲食に携わる仕事ではありますが、イベントで飲食売店を出店したのは、幕張メッセのこけら落としでもあった、第28回東京モーターショーが初めてでした。 
 
経営されているスーパーの店舗写真 
 
それが今では、幕張メッセで行われているイベントに加え、千葉マリンスタジアムにも出店しています。 
ちなみに、今や当たり前になった、選手をモチーフにしたお弁当は弊社が考案したものなんですよ。 
 
選手をモチーフにしたお弁当 
 
東京モーターショーに初めて出店した時は、初めての経験に加えて、幕張メッセのこけら落としも重なっていましたので本当に大変でした。 
私どもは本業が問屋業ということもありまして、他の出店業者と幕張メッセの自動販売機にも商品を供給しているんです。 
 
初年度は、すべてが予想以上、すべてがパンクしてしまいました。 
お店の商品は足りなくなる、自動販売機は売り切れ続出。 
本当にすごかったです。 
 
今は何が起こっても対応できるように、自動販売機への商品補充だけで30〜40人のスタッフを用意しています。 
これでも決して多すぎることはありません。 
というのも、来場者数や天候によって商品の売れ行きが全く変わってくるからなんです。 
 
例えば、自動販売機は雨が降るとよく売れるんです。 
外の売店は使えない、しかも展示ホールのシャッターが半分閉まって会場が蒸してくる。そうなると、自動販売機や会場内の売店での飲料物の売り上げが多くなるんです。 
幕張メッセは風が強いですから、雨だけでなく、風の強弱も商品の売り上げを大きく左右します。 
秋口の海風は意外と冷たいですからね。 
 
イベントの期間中は天候を1時間おきにチェックしています。 
飲料物は日持ちしますが、お弁当はそうはいきません。 
通常、弁当屋への発注は前々日までに行わないといけないのですが、東京モーターショーのときは、無理を言って前日の夕方までに延ばしてもらっています。 
 
それでもお弁当が足りなくなったときは、弊社のスーパーの惣菜部門に急遽作らせることもあるんですよ(笑)。 
 
逆に、スーパーで生鮮食品がたくさん入ったときは、その商品を使ったメニューを加えることもあります。
以前、スーパーで巨峰を大量に仕入れたので、「これで巨峰ジュースを作ろう!」という話になった時のこと。 
思いついたのはいいんですが、誰も作ったことがなかったので、巨峰を皮ごとミキサーに入れてしまい、出来上がったジュースは皮も種も入ったドロドロとしたもの……。 
味は良かったので網でこしてみたら、詰まっちゃって肝心のジュースが出てこない、なんてこともありました(笑)。 
 
 
話は変わりますが、私はよくお客さんに話しかけるんですよ。すると、かなり遠い所からいらっしゃっている方が多いんですよね。 
早起きして何時間もかけて会場に足を運んでくださっているのだから、喜んで帰ってもらいたい。そこで我々にできることは何かということをいつも考えています。 
 
今考えているのはデザート。 
仮設店舗のほとんどは昼食をメインにしたメニュー構成になっています。小腹がすいたときに食べたくなるようなメニューが少ない。オープンテラスで食べているような気分を味わえる、ちょっとオシャレなデザート系のメニューに挑戦してみたいと思っています。 
 

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モデレータ紹介
東京モーターショー事務局の吉澤です!10月の第40回東京モーターショー開幕に向け、事務局も準備にフル回転! ブログではフラメンコのような“熱い”情報をお届けしていきます。お楽しみに!
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