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安全第一!
2006.07.06


こんにちは、事務局の吉澤です  
 
ワールドカップは日本にとって残念な結果に終わってしまいましたね。あのブラジル相手に先取点を挙げた時は、「もしかして…!」と思っていましたが、結果は……  
世界を相手に戦うことの難しさを痛感しました。 
 
それにしても、中田英寿選手の現役引退! 
びっくりしました。 
サッカー選手の選手寿命は短いと言われてはいるものの、まだ29歳という若さで引退するなんて…。 
世界を相手に戦うということは、我々からは想像もつかないプレッシャーだったんでしょう。自分探しの旅に出るということですが、ゆっくり英気を養って、また元気な姿を見せてほしいですね  
 
 
東京モーターショーも、世界一のモーターショーを目指して努力を続けています。 
我々が今、自信を持って世界に誇れること、それは「安全」です。50年以上もの歴史の中で、大きな事故が一度も起こらなかった理由を岡室長に語ってもらいましょう  

 
こんにちは、岡です。 
 
モーターショーの事務局業務というと、展示内容を充実させることと思われがちですが、一番大事なのはお客様に怪我がないように楽しんでもらうこと。 
 
これまで世界各国のモーターショーを視察してきましたが、日本が安全に対して最も気を配っていると感じます。 
 
東京モーターショーは、5大モーターショーの中では会場面積が一番小さいんです。 
その中に世界中のメーカーが集まっているので、当然のことながら一番密集しています。 
その密集した会場にたくさんの人が来場するわけですから、事故が起こる可能性も一番高そうなのですが、大きな事故はこれまでに一度もありません。 
 
安全に大きく貢献しているのがバリアフリー。 
 
展示スペースと通路との間にある段差をなくしているんです。段差がなければ、前が見えないほど混雑していたとしても、段差につまずいてしまうことはありませんからね。 
 
通路の赤じゅうたんを敷く作業中。地道な作業ですが大事なことなんです。  
 
じゅうたんを敷き終えると、段差がなくフラットな会場になります。  
 
ちなみにヨーロッパのショーは段差だらけ。 
会場も通路も広いのに、普通に歩いているだけでつまずいてしまうこともしばしば。 
これも文化の違いでしょうか、自己責任が明確なことの表れでしょう。ちなみにパリでは電車のドアもボタンを押さないと開きません。欧米では、「すべて自分でやりなさい」という考え方が一般的なんでしょうね。 
 
会場のバリアフリー化により、車いす利用者の方に安心して見学してもらえるようになったことも、東京モーターショーが世界に誇れる特徴の1つですね。 
昨年の第39回ショーにおいて実施した「車いす利用者特別見学日」には約330名の車いす利用者の方にご来場いただきました。 
 
我々が安全管理をしているのは、混雑による事故や怪我だけではありません。 
“地震、雷、火事、親父” ではないですが、地震、台風、火事、テロ、雑踏、交通、食中毒なども想定し、気を使っています。 
ちなみに幕張には、東京湾直下型地震以外津波は来ないそうです。 
 
 
今後とも安全には十分気を付けて、東京モーターショーが世界のモーターショーの安全管理の見本になるように頑張っていきたいと思います。 
 

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モデレータ紹介
東京モーターショー事務局の吉澤です!10月の第40回東京モーターショー開幕に向け、事務局も準備にフル回転! ブログではフラメンコのような“熱い”情報をお届けしていきます。お楽しみに!
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