5大モーターショーと来場者
2006.05.04
こんにちは、事務局の吉澤です
皆さんゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?
私は都内のビジネス街をドライブしてみました。
いつもは渋滞している道路も、ゴールデンウィークは閑散としています。見慣れた風景なのに、人と車が少ないと何だか不思議な感じでした。
さて、この5月のビッグイベント、ゴールデンウィークという言葉は、和製英語ということはご存じでしょうか?
1948年の祝日法の施行により、連休となった5月の初めは映画館の入場者数が激増しました。
そこで大映専務の松山英夫氏が「最高にすばらしい週間」という意味で命名。
最初は映画館経営者の間だけで使われていたのですが、いつの間にか一般に普及したそうです。
自動車ファンのビッグイベント、モーターショーは世界各地で開催されていますが、特に注目度が高いものは5大モーターショーと呼ばれています。 それは
アメリカのデトロイト・モーターショー
(North American International Auto Show)、
ドイツのフランクフルト・モーターショー
(International Automobile-Ausstellung )、
スイスのジュネーブ・モーターショー
(Geneva International Motor Show)、
フランスのパリ・モーターショー
(Mondial de l'Automobile)、 そして
日本の東京モーターショーです。
デトロイト・モーターショー 会場外観
(2005年視察時)
フランクフルト・モーターショー 展示ホール3外観
(2003年視察時)
今回はその中でも、アメリカ、ヨーロッパ、アジアを代表して、デトロイト・モーターショー、フランクフルト・モーターショー、東京モーターショーについてお話ししたいと思います。
まずデトロイト・モーターショーですが、プレスデーが3日間もあります。国際主要ショーでは普通2日間なのですが、3日間もあるのはデトロイトだけです。
それだけプレスを重視したショーということですね。プレスデーのあとに2日間トレードデーがあるので、一般公開が始まるのが6日目からなんです!
次はフランクフルト・モーターショー。ここはなんといってもドイツメーカーのお膝元ですので、ドイツメーカーのためのショーといった感じでしょうか。
ここの特徴というと、会場がとてつもなく大きいことです。 とてもじゃないですが、1日ではまわりきれません!
巨大すぎてホールとホールの間に動く歩道があるくらいなんです。 展示物も多く、そういった面では世界最大といってもよいのではないのでしょうか。
東京はというと、世界に誇る日本メーカーの最先端技術がたくさん発表されます。会場の大きさはコンパクトですが、その情報量は半端じゃありません!
あとエンターテイメント的な要素も取り入れてますので、家族連れの方にも丸1日楽しんでいただけますよ!
それから、来場されるお客様の数ですが、デトロイト・モーターショーは今年の1月に開催され、一般の来場者だけで75万9310人もの人々が訪れました。
昨年開催されたフランクフルト・モーターショーの来場者数は約92万6500人。
どちらもすごい数の車好きが集結していますね
でも、これで驚いてはいけません。昨年開催された第39回東京モーターショーの入場者数は、151万2100人!
日本人は世界でも群を抜いて車好きな人が多いようです。
ここでとっておきのサイトをご紹介しましょう。
国際自動車工業連合会(OICA)
http://www.oica.net/ (英語のwebサイトになります)
ここには、今説明した東京モーターショーも含めて、デトロイト、フランクフルトなどOICAが認定する国際モーターショーの概要や日程、WEBサイトへのリンクが載っています。
世界各国のショー情報を集めるのに便利ですよ
OICAが認定する今年開催のモーターショーは22箇所、東京モーターショーの名前がないのはちょっと寂しいですが、お待たせした分しっかり準備をして、車好きな日本の皆さんに満足していただけるように、「第40回東京モーターショー 2007」に向け頑張っていきたいと思います!