ニューヨーク国際オートショー
2006.04.27
こんにちは、事務局の吉澤です
ショービジネスの本場、ニューヨーク。
フラメンコが趣味の私にとって、
ブロードウェイは興味をそそられる場所です。
本場のミュージカルを楽しみたかったのですが、
今回の訪米は「第40回東京モーターショー 2007」のPRという大事な仕事があったので、涙をのんで我慢しました
前回のエントリーでもご紹介したとおり、
「ニューヨーク国際オートショー」は、ニューヨーク市の中心部フィフス・アベニューから車で10分ほどのハドソン川沿いに立地する、ジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターという、ガラス張りのエントランスがなんともニューヨーク的な展示場で開催されました。
好立地に加え、一般公開日の開場時間は11時から22時30分まで(日曜は10時から19時)と、かなり遅い時間まで開場しています。
今回はスケジュールの都合でプレスデーだけしか見学できませんでしたが、一般公開日には楽しい企画が盛りだくさんだったようです。 プレスデーでもJeepが、仮設テント(といっても巨大なものですが)の中でJeep全モデルのオフロード同乗試乗会を開催。
アドベンチャー感覚が体験できました。
会期中120万人を超える入場者があるということですので、一般公開の期間中、ニューヨーカーたちは、コンサートやミュージカルと同じような感覚で、この大都会のオートショーを楽しむのではないでしょうか?
会場の展示場面積は、73,000平方メートルと「第40回東京モーターショー 2007」が開催される幕張メッセと大差ないはずなのですが、展示場がLEVEL1からLEVEL4までの4層に分かれているせいか、イメージよりもコンパクトな印象でした。
ガラス張りで開放感のあるロビーを抜けると、ピックアップトラックやSUVを中心に展示したLEVEL1へ。
アメリカ人のピックアップトラック好きには驚かされます
小型バスほどの、いかにも燃費が悪そうなサイズの巨大ピックアップトラックがずらっと展示されています。
乗用車を中心に展示した、メインフロアのLEVEL3では34ものメーカーが出展しています。
なかでもワールドプレミア(世界初披露)が28台も出品され、報道関係者の注目を浴びていました。
特に、日本車が元気でした。28台中11台を日本メーカーが占め、米国ブランドではサターンが人気を博していました。
なかなか体験できないことですが、主催者からの招待で、チャリティ・プレビューのディナーにも参加しました。
プレスデー2日目の夜、会場のコンコースに巨大なテントを張って、ニューヨークのセレブ達がオートショーとディナーを楽しむのですが、なんと参加費が1人1,000ドル! カクテルだけでも150ドル。
メインスポンサーのベントレーがオープンカーを1台寄贈し、サザビーのオークショナーがその場でオークションにかけ、33万ドルで落札。
集められるお金は100万ドルくらいになり、ニューヨークの恵まれない子供たちの教育支援に使われるとのこと。
チャリティ文化が根付くアメリカならではの企画でした。
モーターショーといってもいろいろとお国柄が出るのものだと改めて感じました。
来年の東京モーターショーが楽しみですね。お仕事お疲れ様です。NYCで行われた、このモーターショーに私も行きました!初めてだったのですが、色んな車をみて朝から楽しめました。いろんな日本車がアメリカで大活躍していますね、よく日本車のことを質問されて困ることもあります。でも技術や機能などが評価されてうれしく思います。アメリカ人のピックアップトラック好きは、生活環境に一因があります。私の住む地域は冬になると雪がたくさん降り、それぞれの家に帰るまでに、車体の高く、かなりの量の雪も掻き分けながら走れる車が必要なんです。日曜大工やDIYをする人も多いので、たくさんのものを運びたいですしね。チャリティーイベント、日本で開催できると良いですね。
投稿者: nt [2006/09/25]
ntさん、コメント有難うございます。また、貴重な情報を頂き、感謝です!
確かに場所が変われば、クルマに対するニーズも変わりますよね。でも、ショーに対する主催者の思いは「お客さまに満足頂く事」が、万国共通だと思っています。
ntさんから頂いたアイデアを踏まえ、様々な企画を検討中ですので、今後とも東京モーターショーへのご声援、宜しくお願い致します!
投稿者: 事務局:吉澤 [2006/09/26]