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こどもたちの夢、実現!「夢をカタチにbyトミカ」作品選考会
2007.09.06


みなさんこんにちは、吉澤です。

あっと言う間に9月。
来月に迫った東京モーターショー開幕を控え、毎日眼が回るような忙しさです。
こんな忙しい日が続くときには、ちょっとした癒しも必要ですよね。

さて、今回は疲れた心を癒してもらえそうなワクワクする企画、第40回東京モーターショー2007幼児くるま絵画展タカラトミー・コラボレーション企画「夢をカタチにbyトミカ」をご紹介します。

東京モーターショーが幕張メッセに会場を移した1989年から、地元に密着したイベントを目指して併催されてきた「幼児くるま絵画展」は、千葉市幼稚園協会加入の年長児に「カーデザイナー」になってもらい、“夢のクルマ”“未来のクルマ”を描いてもらってきました。

この「幼児くるま絵画展」が今年で開催10回目を迎えることを記念して、トミカやチョロQで有名なおもちゃメーカー、株式会社タカラトミーの協力を得て幼稚園児が描いたクルマの絵を、なんと実際のトミカにしてしまおうというオドロキの企画なのです!

第40回東京モーターショー2007では、感性豊かな発想力でクルマを自由に表現してもらえるように「夢をカタチに~ほしいな、ぼくの、わたしの夢のくるま~」をテーマに、アイディア溢れる作品を募集したところ、第39回ショー(2005年)より337点以上多い、3,530点の絵画作品が集まりました。
そして、その中から厳正かつ公平な審査により選ばれた3作品が、株式会社タカラトミーにおいてトミカで再現されるのです。

それにしても、すごいと思いませんか!?
世界でたった1つしかない、自分のオリジナルデザイントミカがこの世に誕生するなんて!

まず、幼稚園児たちから寄せられた作品は、7月23日に幕張メッセで行われた第一次選考会において16名の審査員によって196作品までに絞り込まれました。

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(幕張メッセで行われた第1次作品選考会の様子)

第一次選考会で選ばれた作品のなかから、8月6日に行われた最終作品選考会で5人の審査員により子供らしくユニークな発想の3作品が選ばれたのです。

ホンモノのトミカになるのは3作品だけ。タカラトミーの方をはじめとする審査員の方たちも真剣な様子で作品に目を通していました。
私も審査員の方に迷惑にならないよう、作品を鑑賞させてもらいました。

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(楽しい作品ばかりです)

【男の子の作品をみて】
やっぱり男の子たちは元気がありますね!
力強く、太い線で描かれているものが多いです。色は青や黒が目立ちます。
クワガタやカブトムシといった昆虫をモチーフにしたものや、アニメに登場しそうなロボットの形をした斬新なデザインのクルマも。のびのびとした感性が伝わってきます。

審査員からも、
「魚や昆虫の形をしたクルマが多いよね。男の子はこういう、生き物に興味が強いのかな?」
なんて声が聞こえてきます。
その反面、こんな声も…。
「スポーツカーの絵が少ないね。俺らが子供のころは、男はみんなスポーツカーを描いてたんだけどね~。」
スポーツカー離れの現代を、反映しているようです。

【女の子の作品をみて】
女の子の作品を見渡して感じるのは、色彩が豊かな作品が多いということ。男の子の作品は青や緑、黒といった原色で画用紙をスキ間なく塗りつぶすものが多かったのに対し、こちらはグラデーションや縞模様など、たくさんの色を工夫して使っているものが目立ちました。
バックミラーやドアの取っ手にも装飾を施すなど、細部にまで凝った作品が多いのも特徴的です。
果物や野菜をモチーフとした、丸みのあるデザインが主流なのも女の子ならではの感性なのでしょうか。

審査員からは、
「クルマだけじゃなくて、中に乗ってる人の表情や服装までちゃんと描くところが女の子だね。」
「背景にも凝ってますよね。森や草原、緑をイメージした作品が多いけど、やっぱり環境に対するエコ感覚みたいなものが自然と滲み出てるんだろうか?」
といった意見が出ました。

【商用車の様な作品をみて】
ショベルつきのバスや飛行機型トラック?など、私たち大人ではちょっと思いつかない斬新なアイディアのクルマがドーンと並んでおり、まさに壮観で見ているこちらがワクワクしてきます。こんなクルマ、はやく実用化されないかなぁ。

審査員からは、
「ショベルカーって子供のころ、憧れませんでした?カッコいいと思いましたよね。この子たちも同じ気持ちなんだろうなあ。」
「商用車のなかでもバスが多いのは、幼稚園児にとっては幼稚園バスが身近な存在だからなのかな。リアルに乗り心地を追求してるものが多いですよね、車内で食事をしていたり。」
といった意見が出ていました。

さあ、いよいよトミカ化される作品が決まったようです。
その作品とは……。わぉ!なるほど。

最初の一作品目は、流線型で速そうなクルマが選ばれました。わたしも思わず乗ってみたくなるデザイン。世代を問わず男にとってスピードは永遠の憧れですよね、こんなカッコいい……おっと、この先はまだヒミツ。

次の二作品目は、おとぎ話に出てきそうな幻想的な作品が選ばれました。クルマでありながら、まるで海のなかを漂うような……。これ以上は言えませんが、絵のイメージをどれだけ具体的にトミカとして再現できるかが楽しみなクルマです。

最後の三作品目は、「ドカーン!」という表現が似合いそうな、とにかく痛快なクルマが選ばれました。バスでもなく、作業用でもなく、いや、バスでも作業用でもある……。
まさに子供の発想力をもってしか実現しえない斬新なデザインのものが選ばれました!

なんて羨ましいんでしょう!見事、トミカ化の栄冠を勝ち取った園児たちに拍手!

では最後に、今回が初の試みとなる「夢をカタチにbyトミカ」にご協賛いただくタカラトミーさんから、作品選考会を通じての感想とこのブログ読者へのメッセージをいただきました。

「審査して感じたのは、子供たちの発想は時代を表すということです。私たちが子供のころ、クルマの絵を描けと言われたらみんな一様に外国のスポーツカーを描いたものでした。しかし、今回の応募作品の多くは自然や優しさといったエコ感覚をモチーフにしたものが多いですね。これは、クルマと自然そして人間が共存していこうとする気持ちが根付いていることの証といえるのかもしれません。
トミカ化が決定した受賞作品はいずれも個性的で、絵のイメージをどこまで再現できるかは我々の腕の見せどころ。東京モーターショーの会場では完成したトミカと絵を見比べてみるのも面白いかもしれませんね。展示を楽しみにしていただければと思います。」

タカラトミーさん、ありがとうございました!

今回、選ばれた3作品がトミカとなり第40回東京モーターショー2007のトミカ・チョロQコーナー(北ホール2F・キッズパーク)で、絵とともに公開・展示されますので、どんな作品が選ばれたのか見に来てください。お楽しみに!!

コメント

               

大丈夫??ですか頑張ってください10月に見に行きます

               

「夢をカタチにbyトミカ」非常に楽しみですね。スーパーカー世代であった私は子供の頃からトミカにはお世話にになってました、最近息子も徐々にクルマに興味が湧いてきた様で、これからお世話になると思います。親から子へ引き継がれる夢とその夢を形にする新しい企画に期待しております。

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東京モーターショー事務局の吉澤です!10月の第40回東京モーターショー開幕に向け、事務局も準備にフル回転! ブログではフラメンコのような“熱い”情報をお届けしていきます。お楽しみに!
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