1997年10月30日発行
Exhibitors - 本田技研工業-
秋晴れ、軽い足どりで楽しそうに会場に訪れる人の流れは午後になっても 絶えない。場内の出品関係者からは「来場者が多く活気がある、年代層も 広がったように思う」との意見が多かった。
プレスセンターを訪れる報道関係者は少ない日でも100人は超え、特に外国報道人が目立つのが今回ショーの特徴といえるようだ。
市販期待のJ ・ムーバーが人気
モータースポーツゾーンは若者で埋まる
本田技研工業
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観客で埋まるコンセプト・ゾー ン
前回のモーターショーで参考出品さ
れたRVシリーズを次々と商品化、大 ヒットを放ったホンダコーナーには今 回もコンセプトゾーンに新しいモビリティの価値を提案する4台のJ・ムー バーを登場させている。それだけに出品即市場投入モデルを期待してか、若者中心に大勢の観客で賑わっていた。
さて今回モデルも全部が市販前提に開発されており、モデルの評判によって は、そのままの姿で市販されるかは別として時期的には遠いものでも2年後までには何らかの答がでるとのことだった。
J・ムーバーの代表作「J−VX」は期待通りの人気で、低く、短く、幅広 い、その個性的なプロポーションの是非論が若者たちの間で話題になっていたという。このモデルは操るだけでなく環境を考えたライト・スポーツで、1.0リッター3気筒直噴ガソリンエン ジンにモーターアシストを組み合わせたハイブリッドを搭載。燃費は30km/l以上、排出ガスのクリーン度も世界トップレベルを目指している。
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粋なハイブリッド「JV-X」に 人気
市販は2年後には答がでてくる予定。
「J−MW」マルチワゴンと呼ばれるこのモデルはステーションワゴンのもつ乗用車感覚にミニバンを融合させた 新しいタイプのRV。J・ムーバーの中で最も市販が近いとあってヤングファミリーに人気がある。
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ヤングファミリー注目の「J-MW」
「J−WJ」 ワゴンがクロカンの脚(大径タイヤ)を持つ未来派ビークルとして位置づけられ、タフな走りが自慢。車体色はオ レンジで統一されスタイルの評判はJ・ムーバー中もっとも高かった。
「J−MJ」“動けばクルマ、止まれ ば部屋”の両立をねらったモデル。ボディは5ナンバー枠いっぱいにハコ型 構成となっており、室内の超フラットフロアと合わせてアウトドアから市街地走行まで使えるのが特徴だ。
このほかホンダのお家芸、モータースポーツゾーンには世界への挑戦と極 限状況の中での技術の進化をポイント にした3台の異なるレースカーが展示され、若いファンで連日賑わっていた。
Exhibitors -フォード、クライスラー、ルノー-
コンパクトカー市場に
強力な挑戦者が登場
フォード
外国勢が主導するコンパクトカー攻勢 の一翼を担う注目の小型車Kaは、舞台で 見ると大きく見えるが、実際は軽自動車クラスの超コンパクトサイズである。
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「ツートンのボディカラーが鮮やか なKa
右ハンドル仕様を用意して、日本でも一大 ブームを巻き起こそうと狙っているのだろう。
しかしそれ以外の特にフォードの大型車はまだ左ハンドルのままなのは残 念だ。水素燃料電池式自動車の展示も行なわれていたが、最終的に水素をどのように貯えるかについてまだ試行錯誤の段 階のようだ。
アメリカンスピリットそのもののブース
クライスラー
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ぜったい走らせてみたくなるプロ
ーラー(クライスラー)
巨大な岩山が目を引くクライスラーブ ースは、目を落とすと「ヘイティッジ・ デザイン」と呼ばれる、クラシカル・モ
ダンの巨大な参考出品車が並んでいる。
中でも、異形のフェンダーと張り出したタイヤが特徴的なプローラーは、小柄だがアルミニウムを大量に利用するなど、見た目の派手さだけでなく技術的にも数々のブレークスルーを盛り込んでいる。
ルノー
F1での活躍で常に技術には定評のあるルノーだが、日本に紹介されるのは小型 車を中心にした「生活に密着したクルマ」(Les Voitures Vivre:ルノー のテーマ)たちである。ミディアムコンパクトクラスのメガーヌシリーズは、セニックをラインアップに加えて充実してきた。
トゥディ 10/30
Navigator
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若い人に大変な人気
スバルドライビングシミュレーター
世界の二大モータースポーツのひとつWRCで2年連続メーカーチャンピ オンに輝いたスバルインプレッサのエースドライバー、コリン・マクレーの走りを体感できるスバル ドライビン グ シミュレーターが大変な人気。画 面に映し出される映像に合わせ、6軸 の油圧装置に支えられたインプレッサが上下、前後左右に動き、身体が左右にふられ、宙に浮く。WRCのオンボ ードカメラで撮影したフィルムを使っており、これ以上の臨場感は望めな い。イベントホール西側の屋外展示場 の一角に、このコーナーがある。
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海外編集者に聞く
Ms. K. L. Chan
香港の日刊紙「星島日報」編集者。
「中国語の新聞で、部数は10万部。くるま担当編集者として東京モーターショーの取材にやってきた。東京モーターショーは初めてだが、ショー自体も、ブースの雰囲気も、とても素晴らし い。どのブースも、とても協力的であった。印象に残るブースはトヨタ、ローバーなど数え上げた
らきりがない」。
初日の模様を速報するほか4頁の特集を組む予定。このあと日本メーカーを取材して帰国する。
welcome to the Tokyo Motor Show
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駐日インド大使
シング・シッダールタ閣下
駐日ポルトガル大使
ルイ・デ・アビラ閣下(写真)
Visitors入場者数 96,300人
(社)自動車工業振興会